2005Feb Bali 5th day




今日も、雨季だというのがウソみたいな快晴である。
バルコニーに出てみると朝からもう暑い!!そして、こんな時間(8時前)からジェットスキー
やらパラセイルやら、皆さん元気に行動している。「みんな若いわ〜(@@;;・・・」

私達はのんびり起きだして、朝食レストランへ朝ご飯を食べに行く。
そんなにお腹は空いていないけど、行くとなにやら入ってしまうものなのだ。


野菜サラダをたっぷり パンにハム、卵、ベーコンも・・ お粥はさっぱりしてて美味


ホテルにはプールの他に、テニスコートや、ビリヤード、卓球台などもある。
プールアクティビティーでもやってみようかと思ったが、ずっとウブドにいて
ほとんど買い物をしていないことを思い出し、昼食もかねて繁華街へ繰り出す事に。

これが大失敗だった〜〜〜!!


くらくらするような暑さの中、ホテルを出てテクテク歩き、流しのタクシーを捕まえるが、もうそこで
かなり汗をかいている。
まず「ギャレリアヌサドゥア」に行って貰おうと、お願いしたら「そこは今改装中でクロー
ズだよ」
との返事。
「ふふん!それってバンコクの観光地でもよくやってる客引きでしょ!?」
クローズと言っておいて、自分がキックバックを貰える土産店に連れ込もうとするやつ!!
ま〜だそんな古典的な事やってるの!?そんなの誰が乗るか!
「かまわないから、ギャレリアヌサドゥアに行って!!」と強く言い、渋る運転手を、ギャレリアに
向かわせる。

しかし・・・・

本当にクローズだったのだ(大汗)
バカだった・・

この暑さの中を自分のせいとはいえ、だーれも居ない改装中のギャレリアの前におっぱなされ
途方にくれてしまった・・・・

夫:「だから運転手はクローズだって言ってただろ!」
私:「だって、それってバンコクでよくやってる、怪しい客引きだと思ったんだもん!!


こんな場所で夫婦喧嘩してもどうしようもない・・・とほほ

とにかく敷地内にも入れないので、日陰すらない。
しょうがなく、来た道をトボトボ歩き始めたら、5分ほどでタクシーが来た。
「よ、良かった〜マジで死ぬかと思ったよ!」

本当はちょっとしたお土産を買うだけで、クタまで遠出する気は全くなかったのだが、しょうが
ないのでクタの「プラザバリ」まで行く事に・・・

プラザバリは、さすがに土産物やブランド品も揃ってるし、日本人のツボを得ている。
しかしここでは、日本人以外の外国人客を一切見ない。
店員も案内係の人も全員日本語ペラペラ・・・
でもこれってなんかバランス悪いよね〜、日本人来なくなったらどうするのだ??
中国人に期待ということか?

お土産を購入した後は、ここの中華レストランで昼食。
最初飲茶を食べるつもりだったのだが、なぜか何も注文していないのに、点心が運ばれ
て来たので、「あら〜これってお通しかしらん?」と、何も疑わずに食べる。
しかし、その後もメニューすら持ってこず、注文を取りに来る気配もなく、勝手におかゆが
運ばれてきて「何これ??」状態に・・・・
どうやら日本人ツアー客専用の、セットメニューだったらしい。

事情を説明(と言うより苦情を申したてて)して、おかゆは引き取ってもらい、新たに
メニューを持ってきてもらって、注文をする。
でもなんかさあ・・・最初の点心で、調子狂っちゃったのよね(怒)
間違ったのはしょうがないとしても、点心を食べちゃったから、そんなに沢山はいらないし
でもここで昼を食べないと、時間が無駄になるし・・・すごく中途半端〜〜!

結局麺類と、スープなどを頼み空腹を満たす。
残念ながら食事を楽しむという感じにはならなかったけど、醤油があるのは良かった。
因みにバリの米はタイ米じゃないので、日本人には食べやすい。でもタイと違って醤油を
置いているところは結構限られて来るので、一長一短かなあ・・・
(しかし、自分がこんなに醤油に拘りのある人間だとは・・・?)


ビンタンは大瓶を お通しかと思った
点心盛り合わせ
蟹と豆腐のスープ 四川風坦々麺 海老餃子


プラザバリからは各方面に送迎バスが出ている。
時間を見たら、クタスクエアまで行くバスが出発する直前だったので、別に行く予定でもなかった
クタの繁華街行きに乗ってしまった。
バスはマタハリデパートの前で停車。

ちょっとした日用品でも買うか・・・と降りたは良いのだが、この辺で“かなり暑さにやられてるなあ”
と体調の変化も、感じないではなかった。

しかしデパートと言うのは、そんなもの忘れるほど魅力的な場所である(苦笑)
何より一々値切らなくて良いし、しつこく「安い安い」と付きまとわれなくて済む。
両替なども済ませ、下着やら食品やらをまとめ買いしたら、なんだがとても喉が渇いている事に
気付き、1階のドリンクスタンドで慌てて、アイスラテを飲む。

思えばこの「アイスラテ」が1番の原因だったのだ!!!

私は旅行先などで冷たいドリンクは、ビールかミネラルウォーターを飲む事が多いが、それは
(ビールが好きなせいもあるけど)現地の水にあたらないよう自衛手段でもある。
(暑い所でも缶やビンに入ってるものはまず大丈夫)
しかしここではなんとなく気がゆるんだのと、外にスタバのような店が結構あったので、
似たようなデパートのドリンクスタンドも、特に問題ないだろうと踏んでの事だった。
気をつけていたのに「ヤラレタ〜!!」という感じ。

なーんか体調が悪いな・・とも思いながらタクシーでホテルに戻るが、その日は特にどうという事も
なく、夕飯はホテルのイタリアンレストラン「ラ・カスカータで」で・・・


実にオッシャレーな店内だが、誰も客がいない。 サービスのおせんべいみたいな
パン。ゴマが香ばしい
フォカッチャ
バジルペーストをつけると美味い
ワインは白をデキャンタで 前菜。サーモンのグリル
まあまあかな
スープ。パンはくずして浸して
食べます。
メインのサーロインステーキ。
なーんとこれが筋だらけ・・
盛り付けは洒落てるけど
食えたもんじゃない(怒)
デザート。
これが一番美味しかったかも?!
これもデザート・・と思う
んだけど手をつけず
部屋に戻る途中にヤモリ発見!


ホテルのイタリアンは、悪くはなかったが、サーロインが全然ダメ〜!ヒンズー教徒は牛肉を食べな
いので肉の扱いがぞんざいになるのか?焼き方も火がとおりすぎ。
それより、私達以外にだーれも客が来なかったぞ・・・オフシーズンとはいえあれでやっていけるの
か?と余計な心配をしてしまう。

それでもとりあえずワインも飲み、この時はご機嫌で部屋に戻り就寝。

悲劇は夜中に始まった。

ふと、目が覚めると夫が何度もトイレに行っている。
「どうしたの〜??」と聞いたら、「ひどい下痢で、気持悪いー、吐きそうだ」という。(その時私は
まだ大丈夫だった)
「え〜〜??正露丸は持ってきてないし・・・胃薬とか頭痛薬ぐらいしかないけど、飲む??」
と聞いたら、とりあえず胃薬を飲んで、様子を見ると言う。
しかし落ち着く気配は全くなく、頻繁にトイレに行っては青息吐息で「お腹がキリキリする〜」
と言っている。

でもこんな夜中じゃどう仕様もないしなあ・・・
「とにかく朝になったら、ホテルドクターに見てもらいましょう」という事にしてもう一眠りしたら、今度
は朝方に、全く同じ症状が私に現われた!

10分おきぐらいにトイレに行きたくなるし、身体も熱っぽい。体温計も持ってないので何度あるか
も分からないし、なんだかとても不安になってくる。
私の場合は、一時的なものかと最初はたかを括ったが、治まる気配はない・・・
恐れていた夫婦2人でトイレ争奪戦が始まってしまった。