2004年 10月 イタリア旅行  1日目

     ソウル経由ローマへ・・・

ヨーロッパに行く前に、札幌在住の我が家はまず成田前泊。
っていうかKE利用で、ソウル経由なので当日は早い時間に出発。それで前泊が必要なのだ。
(本音を言うとこれさえなければね!!って感じ、首都圏在住の人が羨ましい・・)

成田での前泊はエアポートワシントンホテルだが、ワシントンホテルといえば天下のビジホ!!
全然期待はしてなかったけど、設備もちゃんと整ってるし、ベッドも快適。
ウエルカムドリンククーポンも貰えたりして、なかなか良かったです。


今回の国内線は初めてエアドゥ―を利用。
機材はB767でシート配列は2−3−2です
前泊の成田ワシントンホテル
ツインルーム
寝巻き代わりの
浴衣があります
バスルームは普通。ウオシュレットもあるし、
1泊なら全然充分。
ミニバーは取ったら戻
せない(汗)



ソウル行きの便は朝9時半発なので、7時にはホテルを出発。
送迎バスが満員との事で私達だけタクシー移動になった。(勿論ホテルもち・・・ラッキー)

そんなに混んではいないだろうと考えていた成田空港なんだけど、以外に混んでいる。
今回の航空券は成田受取なので、発券に少々時間がかかると覚悟してカウンターに行ったら、
「○○様ですね」と言われローマまでもう発券してあった。
荷物も当然ローマまでスルーだし・・・心配する事は何もなく、簡単に手続きは終了。

時間も思ったより余ったので、ラウンジに入れないか聞いてみるが、やはり「ダメ!」との事。
「申し訳ありません仁川ではご利用いただけますので〜」と言われる。
しょうがないか、ソウルまでは私たちはエコノミーのお客様だしね・・・

ホテルに朝食が付いていなかったので、待合室の近くの売店でおにぎりとお茶を購入して朝食とする。
ホントはもっとマシなものを食べたかったんだけど、機内食も出るだろうとふんでおにぎりのみで我慢。
うううっ・・・なんかサミシイ幕開けだわ。

定刻に乗り込んだ機内はやはりぎっちり満員。とはいえソウルまで2時間かからないのだからこれは
もう国内線みたいなものだわ。
「冬ソナブーム」という年代よりかなり若い人が多いように見えたが、よくよく見るとおばちゃんの
グループもチラホラいる。
これから、例の「湖」とか「スキー場」とかを観光してまわるのかな?!

仁川空港到着後、ローマ行きの便に乗り換える時間は1時間ちょっとしかない。
トランジットの手続きをして、次の出発ゲートに移動していたら、もうすぐに搭乗の時間になってしまう。
でもせっかくだからラウンジに入りたい・・・
「もう時間がないかラウンジは諦めて、出発ゲートで待とう!」と言う夫を、説き伏せて「10分でも
良いから!!」とKALラウンジに入る。

ラウンジに入ったからと言って、たった10分じゃくつろげるはずもないんだけど、“利用できる特典は
利用しなくちゃ”とガツガツしてしまう自分が悲しい・・・・写真を撮り、紅茶だけ頂いてすぐに退散。

ローマまでのビジネスの機内は、半分行かないぐらいの搭乗率。
日本人客は私たちだけのようで、最初CAにハングルで話し掛けられるが、「イルボンマルです」と
言ったら流暢な日本語(敬語も完璧)で話してくれた。

美人揃いのCAのほとんどが(英語は勿論の事)普通に日本語を話せるらしい・・・
日本の航空会社のCAが、果たしてこんな風にハングルを話せるかなあ?!多分無理だよね


成田での朝食は・・・ KE706便の機内。狭いけどエコノミーでもフットレストがついていました。
機内食。ちゃんホット
ミールがでた
仁川空港構内 広いので人間用カー
トがあります
ラウンジはスカイチ
ームで共同。
仁川のラウンジの入口。 パソコンルーム サンドイッチ類
飲物はとても充実。お酒ソフトドリンク以外に韓国茶などもあり 野菜の炒め物
ロールケーキ オッシャレーなサラ
ダコーナー
仮眠用のシート ローマへはこの機材で
KE927便のビジネスのシート。レッグルームは
だいたい窓3つぶんで広い!シートはボタンでコ
ントロールするものでした。
ウエルカムドリンクは
赤ワインを頂きました。
ランチのオードブル
のスモークサーモン。
パンとビビンバ(私のメイン)というのが少々ミ
スマッチのような・・・でも美味でした。
夫はステーキを選択
肉がすごく柔らかい。
食後のチーズ



ランチが終了してしまうと、もうする事がなくなってしまう。
シートにはプライベートテレビがついていないので、ゲームやビデオ鑑賞は出来ない。
DVDプレーヤーとソフトの貸し出しをしてくれるらしいが、これといった物がない上に、ハングル吹き替
えのみ。
本を読もうにも、シートにピンライトがついていなく天井の読書灯のみなので、リクライニングをすると
暗くて読めない。

機内のスクリーンでは「ハリーポッターとアズカバンの囚人」(日本語字幕付き)をやっていたが、私た
ちの席はビジネスの一番後方なのでよく見えない・・
という訳でしょうがないのでまだあまり眠くはなかったが、夕食まではひたすら寝ることに専念した。

とにかく睡眠 窓の外は一面の雲海 夕食のオードブルはモツァレラのサラダ 甘いパン
私はシーフードパスタを・・味はま
あまあかな
夫はカルビ風焼肉を
選択。これは美味です
食後のフルーツ OBビールは飲み
やすい


定刻18時30分より少々早めにローマに到着。
着陸した時は、まだすこーし明るかったが、預けた荷物をピックアップし空港駅に移動している
間にすっかり暗くなってしまう。
駅の電光掲示板を見るとテルミニ行きの電車はちょうど数分後に発車の予定。
はりきってローマまでのチケットを買おうと、自販機にトライしてみるがこれが実に分かりにくい。
悪戦苦闘して大汗を掻いている間に、電車がいってしまった。ショック〜!!次は30分後。

よくよく駅を見回して見ると、奥のほうに普通の窓口の売り場もあるじゃないの。
最初からここで買えばよかったよ〜〜!!
しかしあの自販機はわかりにくいぞ!私たちだけでなく、隣にいたフランス人の女性二人も悪戦
苦闘した挙句買えてなかったし・・

その次の電車には無事乗ることが出来、21時過ぎにテルミニ駅に到着。
怪しい物売りや、雲助タクシーの勧誘を適当に振り切って、駅近くのホテルへスーツケースを
転がして歩いて向かう。「な・なんだかバンコクみたいだわ・・」

ホテルに到着し、チェックインを頼んだらパソコンを叩きながら、「あなたのリクエストのツイン
の部屋はもうない!」
と言う。
え?じゃあダブルの部屋でも良いけど・・・と言ったら、またパソコンを叩き始め、困った顔であちこちに
電話をかけはじめた。
イタリア語なので何を言ってるかはさっぱりだが、雰囲気からして、別のホテルに「ツインの部屋は
ない?」と聞いているような感じ。
自分のホテルが満室の場合、レセプションの裁量で他の同クラスのホテルに振り替えてくれる事も
たまにある、と言う話を聞いた事があるが、もしかしてそれ???
しかし他のホテルにも断られた模様・・・

え〜?どうなるんだ?と思っていたら、「今日はフルなので特別ジュニアスイートをご用意し
ます」
とのこと。
ジュニアスイート??たった1泊で明朝すぐチェックアウトだから別に寝るだけで良いんだけど・・
まあアップグレードしてくれるならね〜♪と重い鍵を貰い気軽に部屋に入ってビックリ!!

その部屋は畳にして40畳はあろうかという、寝る部屋と言うより会議室みたいなところだった。
一応べットやバスルームの設備はあるものの、大きな会議用の丸テーブルがドカンとあり、
この部屋はどう見ても仕事の打ち合わせ等で使う部屋。
50インチの大型TVやカプチーノマシンまであり、ゴージャスというのとはまたちょっと違う感じなのだ。
・・・・・・こういうのもラッキーなアップグレードというのか?「まあ寝るだけだし」と言い聞かせる。

部屋に荷物を置いた後、明日乗る予定のJALユーロエクスプレスの集合場所である、スターホテル
メトロポールまで歩いて行ってみる。
駅の近くとのことだったので、私達のホテルからは歩いて5分ぐらいの距離ではあったが、
石畳の道が多く、ピギーバッグを引きずって歩くことを考えたら、少し早めに出たほうが良さそうだ。
帰りに駅地下のデリで夜食用のサンドイッチとビールと水を買って帰る。

明日は遅くても6時には起きなくては・・・
なんだか落ち着かないままだったが、疲れていたのですぐ寝てしまった。


荷物を待っていたら・・ 乗客がドンドン割り
込んでくる(汗)
レオナルドエクスプレ
スの駅です。
電車が来ました 車内は普通
ホテルの部屋の鍵
めちゃ重い。
写真では分かりにくいけど、ここはどう見ても会議室だよ!! 部屋のスミにベッド
がある感じ。
なんか落ち着かない バスルームは普通で、オールインワンタイプ。
ビデとバスローブがありました。