2005Feb Bali 3rd day
昨夜スコールが降ったせいか、お庭の木々が青々している。 しかし、部屋のプールには木の葉がたっぷり落ちてしまって、お掃除後じゃないと入るのは無理そう。 というわけ(でもないが)車をチャーターして、ウブド内を観光してみる事にした。 お隣のインダスで、遅めの朝食を摂ったあと、ホテルに車をチャーターできないか聞いてみるが、それは 無理との返事。 タクシーを呼ぶ事は出来るけど時間がかかるというので、外に出て、声をかけてくる白タクに交渉してみ る事にした。 案の定ホテルを出たらすぐに「タクシー?」と声をかけてくる。 捕まえたというより、捕まえられてたという感じで、白タクの値段を聞いたら「1時間10USドル」との事。 負けるという気配はない。 安くないなあ・・・!?3時間ぐらいの予定(実際は4時間かかった)だけど、それじゃ合わないし、US$持 ってないからと立ち去ろうとしたら、3時間で20万ルピアに下がった。 昔はこの手の「値切り」って得意だったんだけど、最近は年のせいか、何だか面倒くさい。 なんせ暑いし、向うも必死だから値切るまで時間がかかるのよね。旅行者はとにかく時間が大事! それでも20万のところを、18万ルピアに値切って観光開始。(多分まだ値切れたと思う・・) ちなみにドライバーの名前は『マデ』さん。(次男てことですね) |
部屋からロビーまでの道は結構傾斜がきつい | 綺麗なお花が沢山咲いていました | ||
ピタマハのお隣のレストラン「インダス」 | ここもなかなかの絶景でした | ||
オレンジジュースはとてもフレッシュ | フレンチトースト 私はシナモンがちょっと苦手・・ |
ギリシャ風サラダ イカがウマイ! |
シーフードのパスタ |
まずはゴアガジャに行ってもらう。 ひとり4000ルピアの入場料を払って、敷地の中へ。 案の定というか、ここも自称ガイドが、どんどん集まってきて少しうっとおしい。 少しでも止まって写真を撮ったり、景色を眺めていると、すかさずハローなどとにこやかに話し掛けてきて 「ガイドはどうですか?」 となるので、話し掛けられないように、スタスタ歩くと、暑くてとても体力を消耗する。ふ〜 敷地内は、観光客よりガイドの方が多いぐらいだ。 こういう場所の自称ガイドといい、空港のポーターといい、物売りといい、商売になってるのか?と毎度 不思議に思うが、10年前と比べてもあまり変わってないところを見ると、それなりの見入りはあるらしい。 ここの次は、ライステラスを眺めに、カンプンカフェへ。 「マデさんもジョインしませんか?」と誘うが、いらないとお断りされる。 こういうドラバーさんて「一緒に食事やドリンクを」と、誘っても大抵断られるのよね。 彼は普段から昼食は取らないとの事だったが、宗教上の理由とか、そういうのも色々あると思う。 以前タイでチャーターした車のドライバー氏を、「一緒に食べましょうよ〜!!」と無理に誘って、肉や らシーフードやら沢山注文したら、 「実は敬虔な仏教徒で肉、魚、玉子は一切食べない」という人もいた。(もちろん酒も) こういう部分は日本人には、分かりにくいところもあるので、これ以来一応誘って断られたらすぐ 引くようにはしているけど・・・・ 中に入るとけたたましい笑い声が・・・(汗) 日本人の団体客が食事中だったのだが、小さい子供がかなりいたらしく、走り回っては ギャーギャー大騒ぎ。 私達は、彼らとはだいぶ離れた席に案内されたが、お店中に子供の声が響き渡り、隣りの席で静か に食事をしていたフランス人観光客の失笑を買っていた。 何とかしろよ>親 ここのテラスは眺めは悪くないが、椰子の木などが鬱蒼と茂りライステラスがよく見えない・・ ガイドブックを見せてウエイトレスさんにライステラスの場所を聞いてみたら、写真の場所はここではなく、 ここから少し歩いた所なんだとか。 歩くのは大変なので、車でヴューポイントに行ってもらう。 車を降りると「安い安い」と、ワーっともの売りが集まってくるが、相手にすると余計集まってく るので無言で景色を堪能。 このあたりは、ちょっとした雑貨屋や、地元用のワルンがあるだけの場所だが、ちゃんとしたレストランや ホテルなんかを作ったら、すごく人気が出そうな場所だ。 |
ゴアガジャの入口には沢山の 土産屋 |
沐浴場。暑い所だから皆沐浴が好きだったんですね | 像の洞窟 | |
枯れ木の振りをしたカマキリ発見! | こういうレリーフがどんどん 発見されているらしい |
洞窟周辺でウロウロしているのは 自称「ガイド」さんばかり |
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カンプンカフェでビールを | ライステラスのみごとな眺め!!(本当はもっと綺麗だったんだけど・・) 田植えをしたばかりのようでした |
この後ウブドのマーケットに行ってもらう。 ここは10年前にも、車をチャーターして来たところだが、周りにちょっとカフェが出来たぐらいで、ここ自体 は全く変わっていない。 バンコクのウイークエンドマーケットのように、食べるところもあると良いのだが、ほとんどのお店が 品揃えの変わらない土産店。 もう少し観光客の欲しいものをリサーチして置けばいいのになあ、という気もしないでもないが、全く変 わってないって事は、それなりに買う人も居るのだろう。 ブラブラと見て歩いても、特に欲しいものも無く、近くのカフェで一休みをした後、ホテルへ戻る。 途中昼食を買いたいので、お勧めのワルン(地元の食堂)に行ってくれと頼んだのだが、連れて行か れたのは、観光客用のレストラン。 う〜んと・・・こんな綺麗なとこじゃなくて、地元御用達の所に行ってみたかったんだけど・・ と言いながらも、お料理を持ち帰り様にして、箱に入れてもらう。 ホテルへ戻り、マデさんと別れてお部屋へ。 時間も押した事だし結局チップ込で20万ルピア払った。(高かったのか?安かったのか?) テイクアウト用にしてもらった食事を、ホテルの部屋のテラスでかなり遅い昼食。 大して歩いたわけでもないのに、やはり暑さのせいかかなり体力を消耗している。 テラスのベッドに横になっていたら、いくらでもお昼寝出来そうだよ。ふぁ〜 |
ウブドのマーケット | 何処も変わり映えしないお土産屋さんで、昔と全然変わってない | ||
マーケットの近辺には寺院もあります。 | ドライバーのマデさんとうちの おっさん。さてどっちが・・? |
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部屋のテラスで、テイクアウトにしてもらったナシチャンプルとアヤムゴレンを! |
夜は、ウブド内の各所で行われている、ダンスや楽器の演奏を聞きに行こうかと思っていたが、 昼の疲れもあり、部屋でのんびりしていたら行きそびれてしまった。 まあいいか〜あれって正直そんなに面白いものでもないし・・ でもガムランの演奏だけは、一度聞いてみたかったかな(ちょっと後悔) 20時過ぎにホテルからトコトコ歩いて、近くのフランス料理店「モザイク」へいってみる。 そんなにお腹も空いてないのに、フランス料理なんて重過ぎるかなあと思ったら全くその通り・・ その上プリフィクスで選べはするものの、コース料理オンリーで、くどいは多いはで最後のほうは ほとんど食べられなかった。 しかしすごい量だ!!こんなの全部食べる人いるのかしら??と思うぐらい。 欧米人にとっては普通の量なのかなあ・・ |
モザイク入口 | カシスなんたらのカクテル | 前菜。ビーフのカルパッチョ | |
マグロのカルパッチョ | ヒラメのカルパッチョ。上に乗っ ているのはなんとワカメ |
サーモンのグリル | ホタテとアンチョビのなんたら風 ちょっとしょっぱい・・ |
これは餃子みたいな感じ? 中身はなんとウサギです。 |
フォアグラと茸の冷製 | これはアヒルのお肉。 鶏をちょっと固くした感じ? |
牛ヒレのバルサミコソース 美味しかったけどこの辺から もう苦しくて味がわからず・・ |
デザート類はほとんど残してしまった・・・・しかし!一人三皿も続けてデザートが出るか普通?? |
この後も、ちょっとしたお菓子とかバリ風せんべいみたいなものがちょこちょこと出てくるが全く手をつけず。 「く、苦しい・・・」ヘビー過ぎました。 ここの食事代は、飲物も入れて2人で約1万5千円!!当然地元客相手ではないが、コースオンリーの 設定といい、非常に強気な店である。 地元の金銭感覚からするとかなりの高額店である事は間違いない。 はちきれそうなお腹をさすりながら、ホテルへ戻る。 明日はピタマハをチェックアウトして、ヌサドゥアのホテルに移動だ。 何だか寂しいわ・・ お部屋も快適だったし、また絶対ここに来たい!! |