2日目 香港 RCショップ&西貢で海鮮料理
朝目が覚めたら7時ちょっと前。
もう少し寝ようかと思うが、カオルーンホテルは、繁華街の真中にあるので車の音が結
構うるさい。
結局眠れずNHKをボーっとみながら出かける仕度を始める。
昨日ホテルに戻った時間が遅く、なーんもしないまま寝てしまったのでバスタブにお湯を
ためて本を読みながら、のんびり湯船に浸かる。
今日の予定は。えーっと・・・・私は別になし!!
私的には美味いご飯を食べれればそれでよしなのだ。
夫は、早速RCショップに行きたいらしい。
いつもは、旅行に行く直前でも全て私任せで、ガイドブックひとつ見ようとしない夫が、
ネットで調べたRCショップの場所を「地球の歩き方」にきっちり書き込み、利用する交
通機関までちゃんと調べている。
げんきんな奴!!
部屋に、スリッパやバスローブ等がワンセットずつしか置いていなかったので、もう一つ
持ってきてもらうよう、メモを残しチップをチョイ多めに置いて出かける事に。
ホテルから外に出るとまたまたモワ〜ッと熱気が襲ってくる。
これじゃあ1日歩くの大変だぁ〜〜!!
まずはMRTで尖沙咀から油麻地まで行き、早い時間から飲茶をやっている倫敦大
酒楼でブランチ。
ここは地元の人が多いレストランで、かなり早い時間から飲茶をやっているらしい。
お客さんも地元の人が多く、朝からとても賑わっている。
尖沙咀の駅のホーム | 路線図は日本と同じ | |
これが切符です。地元の人は 磁気式の定期らしき物を改 札でピッとかざしていた。 |
只今香港で上映中の映画 | 倫敦大酒楼の店内。 |
まずはプーアール茶を注文。 | 椎茸入餃子。んま〜い!! | 蟹ミソ入焼売。これ優勝!! ふたセイロ食べました。(笑) |
ゆばと鶏肉の蒸し物。 | ちょっとくどいかな? | 飲茶のお約束。蝦餃子。 |
これは??腸粉だと思けど→ | うまく食べれず中身が・・・・(汗) | 蛋撻と言ったらなぜかこれを くれた。ちょっと違うような・・・ |
店内は満席で当然のように相席にされたが、これもまた地元っぽくていい感じ。
相席だったおじいちゃんが、勝手が分らずまごまごしていた私達を見かねて、お店の人になにやら
頼んでくれたら、お店の人が写真つき日本語&英語メニューを持ってきてくれた。
これをみて指差したら、そのワゴンを押しているおばちゃんを呼んでくれて無事食べる事が出来た
というワケ。広い上に満席なのでボーっとしていたらなかなかありつけないのよね。
おじいちゃんありがとう!!
地元の人は点心だけでなく、白いご飯に菜っ葉の炒め物や焼き豚などをのせて食べていたが、
それにしても皆すごい食欲。でも何であんなにスリムなのか??(謎)
ここは点心も1品8HKドルからという信じられないようなローカルプライス。
私たちもどんどん取って食べたが、トータルで68ドル(サービス料込み)という嬉しい値段でした。
食事の後は、件のRC店までトコトコ歩いていくが、あまりの暑さに5分もしない内にくらくらしてきた。
どうしよう・・・タクシーに乗るか??と、悩んでいたらRCショップ発見!!
よ・よかった。ふぅ〜〜!
正午の開店との事で、シャッターを開けるなどの準備中だったが、暑いので到着(11時半)と同時に
店内に入れて貰う。
GPM メインショップだそうです。 | 店内の様子。 | パーツも結構揃っている。 |
購入した部品の数々。 | お店の見本 | アルミ装備のテラクラッシャー |
店内に入ると夫の目の色が変わった・・・(笑)
何でも買う物をピックアップして、一点一点の写真をWEB上から印刷までしてきたそうである。
それを店員さんに、「これ!!」と見せて、倉庫から在庫をもってきてもらうのだが、細かく
品番などが分かれているので、在庫調べに結構時間がかかる。
しかし店の中は、夫の欲しい物がてんこ盛だったらしくそれだけでは済みそうに無い。
お店のカタログとにらめっこしながら、「これと〜、あとこれも追加!」などとやっているのだ。
私には訳のわからないガラクタのやまにしか見えないんですけどね。
しかし、やばいわ・・・・完全に支払の事など頭にないらしい・・・・(汗)
私:「ちょっとー、HK$あんまりないんだよ」
夫:「カード払い出来るから大丈夫!!それに日本からオーダーするよりもかなり安いし」
私:「・・・・・・・・!?」
もうしょうがない・・せっかくこの為に香港に来たんだし、心置きなく買い物させてあげよう。
いつもはこの反対のパターンだもんね。
一時間ほどしてやっと買い物が終わったが、やっぱり全然HK$が足りない。
その上カード払いだと10%も手数料がかかるというのだ・・・・あ〜あ全くもう。
両替をしてから夕方までにもう一度来るというと、「それならデポジットを置いてくれ」と言われ、
困り果てる。
これを買うために香港に来たんだから、絶対来るって〜〜〜!!と思うが、お店の人に
言わせれば当然かもなあ・・・・なんせ30センチ四方の、プラスチックコンテナいっぱいに
なるぐらいの量だしね。
すったもんだの挙句、夫が店内に残り、お店の店員さんが一人私に付いて来て、一緒に
銀行に行ってくれる事になった。
彌敦道にある恒生銀行までは、歩いて10分ぐらいとの事だったが、外は酷暑の上細い路地
に市場やら屋台が建ち並ぶところで、お昼時だった為すごい人、人。
とにかく思うように前に進めない・・・・くらくらする。
やっと銀行に着いた時はもう天国だった。
恒生銀行は、レートは良いのだが、1回の両替に50HK$という手数料を取るので少し多め
に両替する。
ダッシュでお店に戻って無事支払終了。(金額は、ブランド物のバッグが軽く買えるぐらい!)
これって。。これって。。おもちゃでしょ・・・・(―_―メ)
両替に意外と時間がかったので、全部済ませた頃には午後2時近かった。「は〜〜疲れた!!」
喫茶店に入って小休止しようかと思ったが、とにかく荷物が多いので一旦MRTで尖沙咀の
ホテルに戻る事にする。その点カオルーンホテルはすごく便利!
部屋の中はクーラーが利いているだけで天国だわ。
とにかく暑いので外にいると体力を消耗するのよね〜。
ダラダラしている私を見て夫は「なんだ、もう疲れたの??俺なんて何とも無いよ」だと!
そりゃアンタは涼し〜店の中でずーっとのんびりしてたからね!!全くこのくそ暑い中
誰の為に両替に行ったと思ってんだぁ〜〜〜!!と、怒り爆発
怒りついでに、ハウスキーパーにスリッパとバスローブを持ってきてくれるよう、メモを残した
のにチップだけ持っていって、どっちも補充されてなかった。こら〜〜〜。
いつまでも部屋でだら〜っとしているわけにもいかないので、再び外へ繰り出す。
香港も6回目ともなると、これといって見たいところも無いが、行った事のない所も結構あるん
だよねえ。美味しいものも食べたいし・・・
という事で、バスで西貢にいってみる事にした。
お目当ては当然海鮮料理。以前は海鮮といえば鯉魚門だったが、鯉魚門は観光ズレしている
上に、お勘定でトラブルも多いらしいので、西貢までちょっと遠いけどドライブ気分で景色をなが
めながら行くのも良いかも?!
まずは、虹彩までバスで行きそこから西貢行きのバスに乗り換え。
途中、ものすごい人が集まっている一角に出くわす。どうやら地元の夏祭りらしい!
日本でいうと盆踊り会場みたいな感じかなあ・・・皆楽しそう。
西貢は簡単に歩いて周れるぐらいの小さな街。
バスを降りてすぐのところに海鮮料理を出すレストランが並び、どの店も競ってリーズナブルな
セットメニューを表に張り出すという、お客にとってはとてもいい按配になっている。
夕食には少々早いので、海辺をブラブラ歩いていたらサンパンクルーズの客引きの
おばちゃんに捕まった。
1時間で100HK$と言っている。しかし日本語は勿論英語もほとんど通じないので
1人100HK$なのか、2人で100HK$なのかよく分らない?
30人ぐらい乗れそうな船だから、2人で100HK$ってのはないよね〜?香港だし・・
周りを見回したら、乗っている人も結構いる。ビクトリアハーバーのゴージャスクルーズ
とは全然違うけど、食事までの暇つぶしに良いかな?と乗ってみる事にした。
再びホテルを出発。 | 何かのお祭りかな? 外の歩道にも人が溢れていた。 |
お祭り会場のステージ。 |
途中虹彩で別のバスに乗り換え | 西貢の海沿いに並ぶレストラン。 オープンエアがいい感じ。 |
このサンパンで湾内クルーズ。 |
船着き場から出発。 | これと言って綺麗でもない景 色だけど・・・・ |
途中小さな島になった海水浴 場で下船。 |
クルーズ船やモーターボートは 結構多い。 |
西貢の街を海から眺めた図。 | こんな、釣り件宴会用の船も・・ |
中泰海鮮小館というレストラン で288HK$のセットメニュー。 |
テーブルの側には大きな生簀。 | 魚が色鮮やかで、水族館みたい でも食べるのはちょっと・・・ |
サンミゲル&お通しのらっきょ とナッツ。 |
まず最初は白灼鮮蝦。(ゆで たえび) |
アサリのピリカラ炒め。 |
ホタテの蒸し物。にんにくとコリ アンダーが利いて美味い!! |
蟹のしょうが炒め。 身がプリップリです。 |
シンプルな空芯菜の炒め物。 |
海鮮炒飯。シーフードたっぷり。 味付けは塩味であっさり目。 |
頑張って食べたけどちょっと残 しちゃった。お腹がはちきれそう。 |
帰りのミニバスの車内。 |
はっきり言って、別に景色も海もきれいじゃないんだけどなんだか妙に味があるよね。
海から全体を見ると、赤柱や浅水湾ほどではないけど、リゾートマンションやセカンドハウス風の
一軒屋もあり香港人の別荘地みたいになっている。
途中小さな島に寄って、また船着場に戻ってあっという間に一時間終了。
お金を払おうとしたら、100HK$だと言う。(2人で100だったのね)
おばちゃんも終始愛想がよく親切だったので、チップ混みで120HK$を渡し船を下りた。
さあご飯だ〜〜!!
海鮮料理を食べる為に西貢まで来たといっても過言ではないので、期待に胸を膨らませて食べ
る店を探し、客の入りがまあまあだった一件をえらんで入ってみる。
“生簀から魚介類を選んで、調理してもらう”というのも考えたけど、これだと幾らになるのか
皆目検討もつかないので、表に張り出しているセットメニューとビールに決定。
まずは赤ワインが運ばれてきた。「ハイ??赤ワインなんて頼んでないよ」というとソーリーと
言って持ち帰るが、またそのウエイターさんが席にやってきて「これはメニューにインク
ルード」と言って笑いながらワインを置いていく。
海鮮に赤ワイン???なんとも不思議な組み合わせだが、ワイン自体は美味でした。
お通しをつまみながらビールを飲んでいると、どんどん料理が運ばれてくる。
2人用で288HKドルというお手ごろ価格だったので、そう大きな期待はしてなかったんだけど、
味付けもシンプルな物が多く、どれも超ウマ〜〜い!!。量もたっぷり!!
バスを乗り継いで、1時間以上かけてここまで来た甲斐があったってもんだ!と、手を取り
合って喜びたくなった。
ここで小心者の私はふと「これって2人のセットで288HK$じゃなくて、1人288HK$
だったんじゃないの??」と心配になる。
「だって蟹だってこんなてんこ盛だし、ホタテもでかいし・・・どうしようカード使おうか・・・?!」
しかしそれは、全くの取り越し苦労だった(笑)
お勘定はトータルで348HK$(サービス料、大瓶ビール2本含)。
「なんだか悪いやね〜!!」というような値段でした。
多分近隣のどの店も同じようなもんだとおもう。
帰りは、初めてのミニバスに挑戦!!地元の人たちは読み取り機のディスプレイにかざすだけの
定期を使っている。ビデオなども付いていて、内装は外見から想像できないぐらい近代的。
虹彩まで7HK$と普通のバスよりちょっと高め(普通のバスは3.5HK$)だが、あちこちに
寄らない分かなり早く虹彩の駅に着いた。
ここからMRTで尖沙咀まで戻り、無事ホテル到着。
今日はよく歩いた一日でした。