初めてのレンタカー ドライブ


1998年12月31日〜

レンタカーデビュー(オーランド編)

『レンタカーを利用したい!!』
・・・と思い立ったのは前の年の事。
前の年、初めてオーランドを訪れたのだが、まあ広い事!
いちいちタクシーを使ったのではかなり交通費がかかる。
かといってローカルのバスやバンサービスは、時間的に制限があるし・・・いまいち利用しにくい。
でも観光の町なので治安や、交通マナーはすごく良さそう。

等々考えた結果、次回のフロリダ旅行は、絶対レンタカーを使うぞ〜〜〜!!
と勝手に決定!!
「え〜〜?!海外で車の運転かよ〜」と及び腰の夫をだまくらかし、「オーランドはマナーも良さそ
うだし・・
駄目ならタクシー使えばいいし、免許だけでも取っておこうよ」と、国際免許を取らせる事に成功。
ウヒヒ!これで、今度の旅行は楽チンだわ・・・


1998年 12月31日

札幌から、成田〜ロス〜アトランタと乗り継ぎ、夜の11時半やっとオーランド国際空港に到着。
余談ですがオーランドの空港はとっても綺麗かつ分かりやすい。さすがディズニーの街!!
成田〜ロス間は、マレーシア航空のビジネスクラスを利用したのでたいした疲れではなかったが、
その後の乗り継ぎ(エコノミー)は結構きつかった〜〜!!
なんせ、ロスからアトランタまで約4時間、アトランタからオーランドまでは1時間半。
国際線10時間に乗ったあとのこれはコタエルよ。。。ふ〜〜!
まあデルタ航空のマイレージでただで貰ったチケットだからしょうがない・・・

何はともあれオーランドに到着、タクシーでホテルへ向かう。タクシーの中から色々な方向に花火が
見える??ふとタクシーについてる時計を見たら夜11時55分・・・
そしてそれはテーマパークのカウントダウンの花火だった。
「そうか〜〜日付が代わったのね!」
なんだか地味な新年だわ。(ちょっとサミシイ・・・)

ホテルは、日本のアップルワールドでクーポンを予約、「エンバシースイートジャマイカンコート」という
ホテルだが、ここが大正解!!
広々した部屋は、ベッドルームとリビングに分かれ、電子レンジやミニキッチンも完備。
へやに入って一息つくが、もうくたくたなので食事もとらずにベッドになだれ込む おやすみなさいZZZ


1999年 1月1日

朝起きたらなんと11時!!
もう朝食は無理ねと思ってレストランに下りていったら、ラッキーな事にまだOK。
ニューイアーでお客さんが多かった為らしい。
あー良かった〜〜!!朝食抜きはきついもんね。
エンバシースイートはどこもビュッフェ形式の朝食付き、欧米のホテルの朝食の場合パンと飲み物、あ
とはせいぜいシリアルやヨーグルト程度しかつかないとこが多いのだが、ここはチーズ、ベーコン、ソー
セージ、玉子などもちゃんとつくので嬉しい。しかも宿泊費に込み

もぐもぐ食べながらレストランからプールを眺めたら、なんと泳いでいる人が結構いる。
「げ、いくらフロリダとはいえ今は真冬でしょ?!」とちょっと驚くが、外に出て納得。
Tシャツと短パンでも汗ばむぐらいの日差しの強さで、日本から持ってきたコートなんて着てたら
「ちょっと変な人」

朝食(件昼食)後、昨日到着したのが夜中だったのでホテルの周りを散策に歩く。
インターナショナルDrからちょっと入った所にあるホテルだが、周りにはレストランやギフトショップ、
ショッピングモールなどもありなかなか便利な場所みたい。
しかし、一件一件の敷地がかなり広く取ってあり、単純に「トナリ」といっても結構かかる。
まあラスベガス程ではないにしても、「やっぱ車ね!!」とレンタカーに密かに期待を膨らませる。

午後からは、今回最初のテーマパーク「シーワールド」へ。
インターナショナルDrを端から端まで走っている観光用のトラム型のバスがあり便利。
(1回1ドルという値段もGood!)
ぶらぶら歩いていたら丁度バスが来たのでこれに乗って移動。
ナゼこんなにのんびりしてから行ったかというと、前の年初めてオーランドを訪れた時に1度見てい
るからなのでした。
その時はオーランドは通過点にすぎず、オーランド発のカリブ海クルーズに乗るのが目的だったため
ほんの少しあいた時間に、ホテルのすぐとなりにあったシーワールドを『覗いてみた』ってワケ。

というわけで、2度目のシーワールドでしたがやっぱり最高!!私たちの1番のお気に入りはやっぱり
シャチの「シャムーショー」。初めて見た時は、かなり大きいシャムーが活躍していて、迫力も水しぶきも
すごかったが、今回はメンバーチェンジしたらしく、小ぶりのシャチ君が2匹(2頭かなあ??)でがんば
ってました。(これもまたカワイイ)

シャムーの次に楽しめるのが、イルカのショー。ちょっとした寸劇(もちろん英語)みたいなものをやった
りするんだけど、これはイルカもかわいいし言葉が分からなくてもホントに楽しめます。
後シャークタンクや、フロリダならではのマナティー(超ラブリー)ホッキョクグマなんてのも一見の価値
ありです。
シーワールドといっても、ここは総合アミューズメントパーク。
ディズニーワールド顔負けの絶叫マシンなんてのもあります、乗ってみたかったんだけど、
その手の乗り物が全く駄目な夫に、「乗るなら、一人で行って来なよ!!俺は乗らないよ」と冷たく
言われ泣く泣く断念。(この根性なし〜〜!!)
しかしもう一つ面白いアトラクションが・・・・、それは「ヘリコプターライド」と言う奴で、例えるならユニバ
ーサルスタジオのバックトゥザフューチャーみたいなものかなあ?
それ以外にも人間のショー(ダンクショー等)もやっていて、ディズニーワールドやユニバーサルスタジ
オにも引けを取りません。

どれをみようか、のらくらしているうちに周りが暗くなってきた。
「しまった〜〜!!来たのがちょっと遅かったからなあ・・」
シーワールドは動物がメインのせいか、夜のアトラクションがいまいち、というかもともとあまり遅くま
では営業していないんですねー。
しょうがないお腹もすいたし、ホテルに戻るか・・・

でも遅い時間だと、バスは使い勝手が悪いんですね〜〜。
バス停で30分以上待つが、夜のせいか全く来ない。待ちくたびれて途中でしびれを切らし流しの
タクシーを捕まえて返っていく人もかなりいる。(こんな時はやっぱりレンタカーだわ!!)

いったんホテルに戻り、そこからぶらぶら歩いて10分ぐらいのところにあるイタリアンレストランへ。
結構混んでいるお店で、「これなら期待できそう!!」
トマトソースのスパゲティー、シーザーサラダ、ガーリックトースト、ビールを注文するが、メインのス
パゲティーが来てび〜〜っくり仰天。日本ならゆうに3人前は有ろうかというパスタの上にトマトソース
とともに、大人のゲンコツ(いや硬式の野球ボール?)ぐらいの大きさのミートボールがどっかんと2
個乗っている。(あ〜写真とっておけばよかった)
2人でシェアして食べ始めるが、サラダとトーストを最初に食べたせいか、とにかく食べても食べて
も一向に減らない。「く・・くるしい・・・」
あまり大量に残すのも、お店の人に悪いので取り合えず“半分以上食べる”事を目標に半ばやけに
なって2人で食べた。
アメリカ人ってこんな大量に食べきれるのかしらん?とふと周りを見渡すと・・・・
スパゲティーを注文した人は皆残してる。(それもかなり大量に)
え?それって失礼じゃない??と思うが、「ドギーバック」という習慣のせいなのかなあ?
でもこんなもの、うちに持って帰って食べないよ。麺のびちゃうし・・・

食事を終えてホテルに戻ったらもう夜11時。時差ぼけもあるのだろうが、アメリカではいつも遅寝遅起
きになってしまう。(日本では早寝早起きなのに・・)


1999年 1月2日

今日は、海外レンタカーデビューの日!!
本当は到着日に空港で借りるのが便利なんだけど、なにせ初めての事なので道が分からなかった
ら困るし・・・・と色々考えた結果、多少オーランドに慣れてから街の中(インターナショナルDr沿い)
の営業所で借りる事にした。
ホテルの近くのアラモレンタカーの小さな営業所に行き、日本で貰ったバウチャーを受け付けのお姉
さんに見せると「ウン」とうなずきパソコンでなにやら契約書みたいなものをプリントアウトして、それ
にイニシャルを書き込んで契約終了。
キーを渡され、勝手にピックアップするように言われる。
緊張して、ガイドブックの会話集を何度も反芻してきたのに、なんとも拍子抜けするぐらい簡単!!

車は三菱のミラージュだった。コンパクトタイプで頼んだにもかかわらす結構広々していて快適。
「さ〜〜レッツゴー!!」と張り切っていたら、一人固まっている夫。
どうしたのか?と不思議に思ったが、どうやらアメリカでの運転に恐れをなした様子。
「とにかくちょっと練習してみようよ!!」
「いや!車は乗らない!!借りるのは勝手だけどホテルの駐車場に置いといてタクシーで動く!」
「・・・・・・・」
なんて往生際の悪い奴。
も〜〜!!納得して国際免許取って来たんじゃないのぉ〜〜?私が運転してもいいけど、国際免
許持ってないし。。
とにかくここ(レンタカーオフィスの駐車場)で言い合いしていても埒があかないので、「ホテルに
戻るなら戻るでいいから車をピックアップしよう」と説得する。夫を見たら目が三角になっていた。
よっぽど緊張して怖かったんだね。ごめんね!
何とかなだめて近辺をゆっくり走っているうちに、ちょっと余裕が出て来る。
ここでまたダマシダマシ作戦。「すぐ近くだし練習を兼ねてユニバーサルスタジオに行ってみよ
うよ!!」
夫は「え〜〜〜??」と驚くもののまんざらでもない様子だったので、もう一押し。
「せっかくだし、時間もあるしさ!!ね、ね」と半ば無理やりユニバーサルへ。
しかしこれがなんといとも簡単に到着してしまったのでした。
そりゃそうだよね道がとても分かりやすく出来てる上に、テーマパークの出入り口もすごく分かりや
すい、なお且つ駐車場も広くて日本のテーマパークのそれとは段違い。(自分の入れた場所だけは
必ず憶えてないといけないけど・・)
どうしよう?ユニバーサルは、明日の予定なんだけど・・・と迷うが時間も早いし、えーい入っちゃえ!
という訳で、昼からユニバーサルスタジオフロリダの見学。

その日はかなり気温が上がり、Tシャツ1枚で充分なぐらい。日差しもかなり強く、ジョーズやバック
トゥザフューチャー、ターミネーター3などの人気アトラクションではかなりの待ち時間。
しかし蛇行の列をなして待っている間もまあ暑い事、のどが渇く事。 でも待っている間は列を離れ
てミネラルウォーターを買いに行くわけには行かないし・・・「じっと待つしかないの〜??」と思ってい
たらアトラクションの列の要所要所に浄水器がある♪
ラッキー助かった!とばかり水をガンガン飲んじゃいました。

しかし・・・悲劇は午後4時過ぎに始まった。
なーんとなく胃の調子が悪くなり、体がだるくなってきたので、時差ぼけや飛行機疲れがそろそろ
出てきたかなあ?と思い、今日のところは早めに切り上げてホテルへ戻る事に。
まだ見ていないアトラクションもあり後ろ髪を引かれる思いだったが、まだ後3泊あるのでとりあえず
ホテルまでレンタカーで帰る。
少し休んだら体調も回復するかと思いきや、体はどんどん熱っぽくなり、まずいことにお腹の調子も
悪くなってきた。
「う〜〜ん、これはマズイ」と原因を考えてみるが、どう考えてもあの“浄水器”しか思い浮かば
ない。私はのどの渇きに任せて5〜6回飲んだが、夫は1度も飲んでいない。そして体も異常なし。
周りのアメリカ人は普通に飲んでいたので、特に気にすることもなかったが、やはり日本人には
あわない水だったのかも?!  などと考えているうちにどんどん体調は悪化し、立っているのも
辛くなってきた。軽い熱射病もあったのかも知れないが、これは間違いなく水あたりだー!とほほ
今日はとてもじゃないけど外に食事に行く事は出来そうもないと踏んで、ホテルのルームサービス
を頼む事に。
幸いエンバシースイートは、コンドミニアムではなく「ホテル」という形式なので24時間のルーム
サービスは、やっていた。助かった〜〜!!
とにかく脂こいものや、味の濃いものは無理そうなのでクラムチャウダー、トースト、サラダをオー
ダー。とんでもない“アメリカご飯”だったらどうしよう??と不安もあったが、運ばれた物はどれも
美味しく一安心。
食後ベッドに横になるが、1時間おきに吐き気や腹痛が襲ってくる。(トイレで寝たいよ〜〜)
「ひえ〜〜苦しい〜!!アメリカの水道水は今後絶対飲まないゾ!」、と思うがとにかく体は
ヘロヘロ状態。今日はビールも飲めない(TT)
こりゃもしかしたら海外発の病院か?と不安がよぎるが時間も時間なのでちょっと無理そう、とに
かく明日の朝までガマンして、どうしても駄目なら病院に行こう!と整腸剤を飲んでその日は
何とか持ちこたえる。


1999年 1月3日

翌日、何とか体調は回復した様子。まだ胃の調子は悪いしからだも熱っぽいが、とりあえず昨日の
最悪状態からは脱した模様。「よかった〜〜!!」
なんのかんの言ってももう若くないって事ね。グスン。。。夫にもかなり迷惑&心配をかけてし
まった。(スミマセン)
朝食を食べたいという気にはならなかったが、何も食べないと今後体力が回復しそうもないので
夫に朝食レストランから、くだものと甘いマフィン、飲み物などを持ってきてもらい少し食べる。
どうやらお腹の症状は落ち着いたみたい、「ホッ!」
体調はだいぶ戻ったが、1日どこかのテーマパーク見学というわけにも行かず、午前中はホテル
の中でのんびりする。
午後から少し車で外出、なんと夫はこの頃には、運転はバッチリになっていた。
最初の日は、ちょっと運転しただけで緊張で汗びっしょりだったのに・・・人間て慣れるもんだヮ。

途中ホテル近くのメルカドショッピングモールへ。
ここはお土産屋さんやブティック、フードコートなどがあり、ぶらぶらとあちこちのお店をひやかし
た後フードーコートで昼食を調達。
中華のプレートランチ(から揚げ、八宝菜、チャーハン)と、色々なフルーツがカップに入ったもの
を購入し(約6ドルでした)「さて昼食」、と思うが中華ランチの量を見ただけで、食欲をなくし
てしまった。
チャーハンを少しとフルーツを横から2〜3切れつまんでやめにしておく。
うう・悔しい!!体調が悪くなければ大好きなメニューなのに(TT)

遅い昼食の後はインターナーナショナルDrの端、ベルツのアウトレットへ。ここはかなり広いとこ
ろなのだが品揃えはいまいち、しかしオフィスサックスの靴のみは大充実で、他で定価で買う
のが馬鹿らしくなるぐらいの安さです。
夫も靴を物色していたが、何しろ彼は25cm4Eという幅広サイズなので海外ではまず見つからない。
ガマンして2Eや3Eを買ってしまおうものなら、まず100%靴擦れに苦しむ事になる。
そこへいくと私の場合は、多少のサイズ違いでもなぜか足を合わせてしまえるという不思議な特技
を持っているので、選択肢はとっても広いの。。。あ〜良かった♪
この時はフェラガモの靴3足を市価の約8割引きで買った。難点をいえば箱がない事なのだが
アウトレットで綺麗なブランドの箱を期待する人なんてすくないでしょう。
その上私のような22.5センチの品物も揃っていて、ちょっと気取ったショップやデパートよりずっと
豊富。この時ばかりは体調の悪さもケロっと忘れて夢中になって選んだ。

アウトレットでの買い物後メインイベントのディズニーワールド内に行ってみる事に。
もちろんこの時間(夕方5時前)から行っても、ゆっくり見れるわけじゃないし「とにかく練習をか
ねてワールドの中までドライブしよう」ということでのんびり走り始める。
インターナショナルDrからレイクブエナビスタへ(本当は4号線を走るとずっと早いんだけど・・)そし
てディズニーワールドのパーク内に入るが、ホントに回りはなーんもない所。
一応ミッキーのついたワールドの看板はあるけど「こんなとにこ本当にテーマパークがあるん
かい??」と思っていたらエプコットの大きな球状のモニュメントが見えてきた。
「ヤッターエプコット到着!!」と喜んで引き返そうと思うがそんな道ありゃしないのョ。
え〜〜〜??どうすんの?と思ったが、これはいったんエプコットの駐車場に入らないと引き返
せない仕組みになっているらしい。(エプコット以外のテーマパークも同様でした)
しょうがなくパーキングフィー6ドル也を支払いいったん駐車所の中に入る事に。
夕方だったのでこんな時間からパークに入場してもしょうがないし・・・「あー6ドル。。レンタカー
デビューの授業料だったって事かい・・・」

気を取り直して、ワールド内からインターナショナルDrに戻り、夕食のレストランを探す。
(しかし今回は車があって本当に助かった!!なかった日にゃ毎日昼夜ホテルのルームサービ
スを頼むか、コーヒーラウンジでホットドックかパンケーキ食べるしかなかったわね。)

探して見てわかった事なのだが、アメリカで油を使っていない食事を探すのってホント大変!!
ステーキにBBQ、チャイニーズ、はいくらでもあるんだけど・・・・
今日はやっぱり和食以外はないかなあ、とガイドブックにも必ず載っているホテル近くの和食レ
ストラン「らん月」にいくがここが大正解!!実はぜーんぜん期待してなかったんですけどね。
にぎり寿司やしゃぶしゃぶ、すき焼き、焼きそばやギョウザ(これが日本食か?)なんてのもあり、
味も日本のそれと変わりないし、お値段も手頃。
海外で和食なんて!・・・と見栄をはらないで早く来れば良かった〜。
この頃には私の体調もだいぶ回復していたが今日は朝からまともな物を食べていなかったせい
か、酢の物や茶碗蒸などがすごく美味しい。
巻物のお寿司も豊富で“フィラデルフィアロール”や“ボストンロール”なんてのを生まれて初めて
食べました。これは日本では食べられない和食ね、ホント美味でした〜〜!


1999年 1月4日

朝起きたら体調はバッチリ!!
よかったー、これなら1日いっーぱいテーマパークめぐりできそう!!
しかしなんだか今日は異常に寒い。昨日までTシャツ1枚で大丈夫だったのに・・・
TVのニュースでは“東海岸に大寒波が来て、シカゴでは空港が閉鎖になり何千人もの人が足止め
をくった”なんて話題をやっている!?え〜〜どうしようと一瞬思うが、ここはフロリダだしぃ〜〜。。
車だったのでそう気にもせず、トレーナーを羽織って外に出たが、「ひえ〜とんでもない〜〜!」
そんなんじゃとても寒くて歩けない。
しょうがないので日本から持参した使い捨てカイロを2〜3コ貼り付けたがやっぱりまださむ〜〜!!
オーバーコートはあるが、そんなものテーマパークではちょっとジャマ。
という訳でディズニーワールドのお土産ショップでフリースを購入したがこれが、なかなか可愛く
てグーなのでした。
しっかし昨日までは「30度を超えるか?」というほどの陽気だったのに、やっぱり大陸性の気候って
侮れないよ。
2〜3日前には軽い熱射病でダウンしてたのが、今日はフリースにカイロですもの。

昨日シュミレーションをしておいたので、エプコットまでの道のりもバッチリ。
出来れば今日はエプコット以外にもう一つパークを廻りたいなと思っていたが、すごく広い上に
一つ一つのアトラクションで結構待ち時間があるので、とても無理。

ここは世界中の有名企業が協賛して自分の所の製品を展示している。(らしい)
コカコーラとか日本のソニー、セガなんかもあった。(今は懐かしい【?】ドリキャスもありましたよ)

昼2時頃そろそろお腹もすき「お昼はどうしよう」と、ぶらぶら歩いていたら各国の展示館を発見。
その中の日本館には二つ和食レストランがあり、1つは「高級」もう1つは「気軽」といった雰囲気。
どぢらも三越が出店していた。
当然「気軽」のほうに入り、てんぷらうどんとヤキトリ丼を頼む。
しかしどうも麺つゆやタレが甘い「う〜〜ん、らん月は美味しかったんだけどここはイマイチ・・・」
ヤキトリのタレなんてどう考えても“甘い照り焼きのタレ”、麺つゆはだしを取っていなくて醤油に
みりんか砂糖を大量に入れただけという感じの代物だった。
簡単に言うと「アメリカ味」かな?、これはおそらく和食を全く知らない人が調理してるって事ね。
でも脂こい物はまだ無理そうだったししょうがないか・・・・。だけどこれが日本食と思われたらちょ
っとやだなあ。

食事の後2〜3アトラクションを覗いていたらもう6時を過ぎていた。さてホテルに戻るか?と考え
ていたらどこからともなく「夜の9時に花火がある」という話が飛び込んでくる。
「どうしよう見たいけどいかんせん時間が・・・」それにこの寒さで夜まで待つのも辛いしなあ。
悩んだけど結局待つ事に。
貧乏性のせいか「せっかく入場料払ったんだから何でも見てやろう」という気持が先に立つ(^^ゞ
8時過ぎまでカフェで待って、その後花火大会の見えるとこ(人口沼のほとり)まで移動するが
もうかなりの先客がいた。
そして私たちの後にもどんどん人が来るしぃー。。。期待はどんどん膨らむ。

しかし・・・・・・・・・・
これは見事な期待はずれでした。とほほ
何ていうか・・・アメリカ人のお客さんはかなり楽しんでいた様子でしたが、日本人にはあの花火じゃ
物足りない。
う〜〜む、これなら(札幌)豊平川の花火大会のほうがずっといいんじゃない?!
いえね、つまんないって事はないんですよ、演出もそれなりに凝ってるし。
パーク内のホテルでも取って、部屋やレストランからのんびり見たら、きっと忘れられない光景だった
に違いないのだが・・・
手足がじーんとしびれるような寒さの中、沼のほとりで待っていた私たちには・・ヲイヲイこれだけか?
というものだった。 ウム また一つ学習。


1999年1月5日

朝、目が覚るとともにお天気が心配なので早々にCNNをチェック。フロリダの情報を!と思うが
報道しているのはシカゴの情報ばかり・・・どうやら今日もシカゴのエアポートは閉鎖のままらしい。
「なんかすごい事になってるみたいだなあ?!」
空港でカウンター越しにくってかかっているお客さんの姿や、何台もの車がアイスバーンで玉突き
衝突している映像をボーっと見ながら今日の計画を立てる。
うーん今日はやっぱりWDWかなあ・・エプコットしか見てないし。

今日の夕方6時にはラスベガスへ移動する飛行機に乗らなくてはいけない。
しかし、車は最初に借りた街のなかのアラモの営業所に返さなきゃならないし・・・
それをするには、まずホテルをチェックアウトし荷物を積んだままテーマパークへ、そしてテーマパーク
見学後車を返し、そこから「よっこらしょ」と荷物を降ろして流しのタクシーを拾いオーランド
国際空港へ。
考えただけでブルーになってきた。「なんで空港借り、空港返しにしなかったんだろう・・・」とほほ

色々話し合った結果、まずアラモの営業所に行き空港リターンに変更しても良いか交渉してみる事に
し、ホテルを出る。「しっかし今日もさぶ〜〜〜」
アラモでは色々聞かれたらどうしようとビクビクしたが、これがいとも簡単にOK!!「シュアー」てな
もんでした。
実は、最初に日本で予約をする時、日本の予約センターの人に“現地での変更やキャンセル”が
あっても良いか等々を尋ねたのだが、「必ず予定通りでなくては、何があっても責任もてません!」
と脅かされたいたので、内心ヒヤヒヤものだったんです。はい!
そしてその後の経験から分ったのだが、アメリカのレンタカー会社って結構融通利くんですね。
日本では「ダメ」と言われた事でもアメリカで聞くと「ノープロブレム」だったりする。
予定のある人は物怖じせずに現地で聞いてみて下さい。

レンタカーの問題も解決したところで、WDWに向かう。そうのんびりしていられないので急がなくちゃ
ね! 今日はディズニーMGMスタジオへ行くことに決定!!
なぜか?というとやっぱりタワーオブテラーに乗ってみたいから!!(でも夫はこの手の乗り物が全く
ダメ!)
MGMスタジオはディズニーファンの人は必見です。アトラクション一つ一つがとーっても夢がある。
パレードもすごく凝っててお薦め!
しかし私は、どうだまして乗せるかパーク内を見学しながら懸命に考えるが、いい方法が見つからない
その上時間がどんどん迫って来る。
「もうタイムリミット!!」という時に「あのサ、タワーオブテラーに乗りたいんだけど」と話したら、
案の定 「じゃ一人で行っておいで、俺は待ってるから」との答え。
「わかったよ!!」と不貞腐れて歩き始めるが、もう時間が〜〜〜!!
半べそで途中で戻ってきた私を見て、夫は泣く泣く諦めたと勘違いしたのか「わかった!!来
年もまた来よう!」と言ってくれた。「へっ??」一瞬思うが、私の今回の思惑はすべて(なぜか)
上手くいったらしい。うひひひ!!

タワーオブテラーは乗れなかったものの、MGMスタジオを満喫してオーランド国際空港へ向かう。
途中ガソリンスタンドで(これまた初めての)セルフ給油を経験、少し心配したが空港内のレンタカー
オフィスへの道のりは案内表示がたっぷりありスンナリ返却。
運転してない私が言うのもなんだけど、レンタカーって思ったよりずーっと簡単だった。
「さあ今度は、ラスベガスで借りてグランドキャニオンへドライブだヮ!!」と勝手に意気込んでラスベ
ガス行きの飛行機に乗り込む。
(もちろん慎重派の夫には現地で事後承諾させる予定)。

オーランドの夜景に「それじゃ、また来年来るね〜〜!!」と(心の中で)叫んでから居眠りをした。
zzz・・・

ラスベガス編へ