2006 8月 台湾  台北&烏来温泉

今年の夏休みは、お正月に行って少々消化不良だった台湾へ。
エアチケットの手配は、やはりピークシーズンのためか手間取ったが、何とか確保。
ホテルは、3つのホテルに計4回と移動が多くなってしまったが、「春秋烏来」が取れたので、台湾の温泉地で
のんびりしてくるつもり。
はてさてどんな旅になる事やら・・・・?!



1日目 千歳-セントレア-台北


千歳15時発の全日空機にてセントレア(乗り継ぎ)台北まで移動。
今回は乗り継ぎ時間も少なく、「わりと楽」なはずだったが、数日前ロンドンのヒースロー空港で、テロ未遂が
あり、日本の各空港も出国審査はかなり厳しいらしいという事で、1時間以上前に空港到着。
空弁を購入して、少々遅めの昼食を摂る。

しかし、ピーク時なのでそれなりに混んではいるものの、国内線に関しては別に厳しい荷物検査もしていなかった。
それどころか、「UAに乗り継ぐんですけど・・」と、いう事でセントレアでの審査について聞いたところ
「アメリカ行きの便以外は通常と一緒ですよ」
とのANAグランドホステスの呑気な返事。機内持込荷物を少し機内預けにまわさなくてはと思っていたが、その
返事に安心してそのままにしておく。

しかし・・・・

セントレアではびっくりするような厳しい審査が待っていた。
まず、同じアジア行きでもノースとUAは別ブースに審査場を儲け、靴は当然全員脱ぐ、Gジャンやブレザーなどの
上着も脱ぐ、ベルトもはずす、ちょっと大きめのネックレスやブレスレット、イヤリングなどをつけている人もはずす、
という感じで、まあ一人一人時間のかかる事と言ったら・・・・・・(@@;

呑気に「セントレアに着いたら、レストラン街で味噌カツでも食べよう」なんて計画していたが、全くそれどころ
じゃなかったよ!ふ〜

案の定我が家も、気にしないで入れたままにしておいた、傷薬の軟膏、歯磨き粉、リキッドファンデ、マスカラなどを
ボッシュート。(でもなぜか眉毛切りのミニはさみはお目こぼし)
傷薬の軟膏は、この先無いと困るものだったので、チェックインカウンターに戻って預けなおして良いか?と聞いたら
没収したものは全てここで廃棄だそうで・・・・・(汗)

「は〜〜〜〜!!!」
千歳のANAのグラホスはホントに使えないよ!!「アメリカ行き以外は通常と一緒なので問題ありません」って、
わざわざ搭乗口のところまで、私達を探して言いに来たんですよ!!>お姉さん

軟膏買ったばかりで、2千円以上したのに〜〜〜!!
マスカラだって、買ったのずっと前だけどランコムの奴で6千円ぐらいしたのに!!

その上帰国後に分かったのだが、往路の国際線部分のマイルが積算漏れ>ANAの別のお姉さん

本当にANAは使えない!使えない!使えない!(でも使っちゃうんだけど)
ばか〜〜〜!!


夫の購入した豚丼。意外とご飯が少
ないと、文句を言っていた。
私のおにぎりセット。
食べきれずに、半分ぐらい残した。
ドリンクはビール(私)とアイスコーヒ
ー(夫)を・・・
セントレアの待合室
時間が遅かったせいかガラガラ 搭乗機はUAのトリプルセブンです。 私の機内食、チキンカレー。
正直かなり構えていたが、美味でし
た。カレーは七難隠すのか?!
夫の機内食のビーフ。
これは不味かった〜〜!夫はほと
んど食べず、パンにサラダを挟んで
サンドイッチにしていた。


セントレアから乗り継いだUAの機材は、B777。
そして・・・大嫌いな2−5−2の配列。辛うじて窓側の2席になったがビッチリ満席なのでなんとも狭くて、
居心地の悪い空間。
ビチビチに詰め込むのは、このご時世しょうがないとしても、どうして3−3−3の配列にしないのか不思
議である。

台北の空港を出たとたんもわ〜っとした空気が・・
南国に来たなという感じがするが、今までの台湾旅行は真冬の時期ばかりだったので、ちょっと変な感じ。

ファーストクラス?のエアポートバスに乗って、今日宿泊の「ホリディーインアジアワールド」へ。
このホテルは、今回JALのマイルキャンペーン中という事もあり、今回どうしても修行をしなくてはいけなかった
ので、この日1泊と、1日置いてまた1泊という形で利用。

前回のお正月に続き2回目だが、正直マイル修行じゃなきゃ泊まらないなあと思うようなホテルである。
特にこれと言った特徴もない大箱なホテルなんですけどね・・・・・
何だか大箱すぎて落ち着かないし、外の車の音なども丸聞こえ。その上総吹き抜けになっているので、ロビー
のざわつきが室内でも結構気になる。
ホスピタリティー面ではスタッフは皆さん一生懸命だし、感じ良いんだけどね・・・

ホテルのロビーには、おびただしい数の女性客がいた。(数百人)年齢層も幅広い。
なにやら皆で同じTシャツを着ているのだが、そのTシャツにはなぜか『大好き日本』というロゴが入っている。
あれってなんだったのだろうか???(謎)

部屋にチェックイン後、荷物を置いて何か食べに行こうという事に。
そんなにお腹もすいてなかったが、隣りでビアガーデンをやっていたので、行ってみる。
本当はもっと台湾らしいものが良かったんだけど、もう日付も変わる時間帯だったので、ビアガーデンで
ビールとピザで我慢。

明日からは美味しいもの食べまくるぞ!!zzzzz・・・(と、その時は意気込んでいたのだが・・(汗))

フェイゴバスの車内。
恐ろしく冷房が効いてました。
ホリディーインアジアワールドの
お部屋の入ったところ。
シンクはちょっと懐かしい感じ。 アメニティーは揃ってる。 お風呂はオールインワンだが広め。 ベッドはツインです。
ポットは日本と同じ電気ポットが・・ ミニバーはこれだけ〜 スリッパもありましたが、バスローブ
は、なかった。
TVは25型ぐらい?

2日目 烏来温泉、春秋烏来ホテルへ


朝起きて、なんとなく胃の調子がよくない事に気付く。
別に生もの(生水)とか、あたるようなものは食べてないし、ちょっとした不調かしら?とその時は別に気にするでも
なかったのだが・・・・

まずは台北駅にタクシーで移動し、駅の地下街のパン屋さんで朝食。
良く見たらヤマザキのパン屋さんだったが、フードコート形式になっていて、好きなものを購入して、テーブルで
食事が出来るようになっている。他に吉野家の牛丼屋さんなどもあって、結構流行っているようだった。

ここでサンドイッチなどを軽くつまむが、3切れぐらい食べたところで何だかお腹いっぱいになり、残りのほとんどを
夫にあげる。でもカスタードタルトは全部食べた(笑)

MRTの台北駅から終点の新店駅まで行き、そこからバスで烏来温泉へ。
新店ではバス停がどこか分からずウロウロしていたら、英語の本を読んでいた親切な若い女性が、声をかけて
くれて、「バスはあれですよ」と指差して教えてくれた。バス停の看板を見ながらうろちょろしている私達が、
観光客だとすぐに気付いたらしい。台湾人て本当に親切だ〜〜!!

3〜40分ほどで烏来に到着。
ここは、わりと大きな温泉街で、バスにもかなりたくさんの台湾人観光客が乗っていたが、週末などに、仲間や
家族連れで遊びに来るところらしい。

まずは『春秋烏来ホテル』にチェックインして、荷物だけ預かってもらおうと思ったが、部屋が用意できるとの事
だったので、まだ11時だったがお言葉に甘えて部屋でのんびりさせてもらう。
夫は小腹が空いたと言って、隣りのコンビニで買ってきたカップ麺と、朝パン屋さんで買ったあんぱんを食べて
いた。

グランドビューというカテゴリーの部屋だったが、ホテル自体が斜面に建てられている為、窓からの景色が
素晴らしい絶景!!
何も遮るものがないので、じっと見ていると渓谷の中にいるみたいな錯覚を覚える。
すぐに昼食に出ようかと思っていたが、なんだか部屋から出る気がしなくなり、ソファーでゴロゴロしたり、部屋の
お風呂にのんびり入ったりと、夕方近くまで寛いでしまった。

17時ぐらいになり、もうそろそろ外の気温も下がって来たかなという頃に、烏来の繁華街を散策に出かける。
(春秋烏来ホテルは、幹線道路沿いにあるが、繁華街とは少し離れてる)
しかし外気温が下がったとは言え、まだまだかなりの暑さ!フーフー言いながら、500メートルぐらいの山道を歩
いて行くと、繁華街があり屋台や、足湯などが出来る温泉がある。

そう言えば私は昼食を食べてないんだよね・・・(胃の調子もよくなかったし)
店先で、焼いてるお肉や竹筒ご飯美味しそう♪
でもあと少しで、ホテルの夕食だと思うと、ここでつまみ食いするのもなあ・・・・
夫はフランクフルトソーセージにかなーり未練を残していたようだったが、一通り歩いたところで促がしてホテル
へ戻る。

朝食は台北駅地下の、フードコート
(ヤマザキパン)で
烏来行きのバス終点。 地元の人も、日傘が手放せないような、猛暑の日でした。
春秋烏来ホテル入口 こちらは、別口の、スパの入口。 ロビーはアロマオイルが炊かれ、
猛暑の外とは全く別の空間。
アサインされたお部屋は、角部屋の
グランドビューというカテゴリー。
シンプルだけど、広々して、いい感じ アメニティーは、ほぼなんでも揃っ
てます。
室内のお風呂は、景色を眺めながら
入れるようになってます。
すごく広いけどなんだか懐かしい・・
日本風の洗い場もあり。
桶がレトロ
お部屋は全てフローリング。 ウオシュレット付きのトイレ。 シンクはシングル。
これは見た目は洒落てるが、実際は
ちょっと使いづらい。
バスルームの鏡にも映るぐらい、窓
が一面に!緑がい〜っぱい。
ベッドはハリウッドツインでしたが、こんな大きいのをはじめて見た。 バスローブは、ふかふか。
洗い場のアメニティーはブルガリです スリッパは、ストローで編んだもので
した。
お風呂にお湯を張ってみた。 コンプのミネラルウォーターは合計
6本。テーブルの下にはアロマオイ
ルが炊かれています。
ティーセット。充実してます!! お部屋のバスルームからの景色。
プールとレストランが見えます!
・・と、いう事は向うからも?(^^;;
お部屋を出て、外階段を歩いていくと、プールとレストランがすぐそこ!!
温泉場のせいなのか?川の水がバスクリンみたいな色でした。
普通のスリッパと浴衣もあり TVとオーディオも充実。DVDを借り
て部屋で見ることも出来ます。
ミニバーは少なかったけど、全て
フリー
橋が川に映って綺麗!
春秋烏来ホテル(Spring Park URAI spa&resoto)

ここは静けさを保つ為12歳以下は宿泊不可という、大人の為の温泉リゾート。
1泊の値段もそれなり(5万円超)だが、良い点、悪い
点それぞれありました。

まず良かったところは、やはりなんと言っても景色が素晴らしい!!ほとんどの部屋から川と緑を眺められるという事で、時期にもよるでしょうがこれは本当に
癒される景色でした。
お部屋のお風呂も“my露天”ではないけど、かなりそれに近い感じで、景色を楽しみながら入れるのもgood!
あと、レセプション、レストランからお風呂の係りまで、スタッフもよく教育されていて、皆さんフレンドリー且つとても一生懸命と言うのが伝わって来ました。

ちょっと・・・と思ったのは、夕食かな?!
フランス料理のフルコースという事だったが、日本の普通の温泉の食事と比べると、見劣りするのは否めないし、普通にコース料理と考えてもあまり美味
しいと言えるものではなかった。(まあお腹の調子も良くなかったというのもあるとは思うけど)
あとプールが狭かった。(最初池かと思ったぐらい)あれではプールサイドで寛ごうという気にはならないなあ。。
一応温泉リゾートなんだからその辺も「取ってつけた」ではなくちゃんと充実させて欲しい。

コスパフォという面から考えると、この値段の価値があるかどうかは少々疑問。
まあでも、台湾で温泉というのは、結構良い経験になりました。

すごい山の中にあるんです こんな感じで露店がいっぱい出て
いる。
足湯をする観光客 川の両岸に温泉やお店があります
ここはリバービューのレストラン すごい人出でした パフォーマンスをする飴屋さん 道端の標識
この通りにも温泉がたくさんあったけど、泊まるのはちょっとうるさいかも?! こんなふうにぎりぎりに建てて、川が増水した時大丈夫なんだろうか?

ホテルの夕食の予約は、19時。
フランス料理のコースだった。(台湾に来てフランス料理ってのも何だかね・・・)

しかし私は、このあたりで本格的に、体調が悪くなってきた。
一応、プリフィクスになっているので、聞かれると頼むのだが、まともに食べれたのは、スープのみ。
あとは3分の1ぐらいしか食べれず、残すのも悪いので、ほとんど夫にあげる(涙)
夫は、1人分なら少なかったらしく喜んで食べてくれたが、せっかくの良い雰囲気のレストランも体調不良で堪能
する事が出来ず、ホント残念。

でも変だなあ〜〜〜!?何にあたったんだろう?
思い当たるのは、往路のユナイテッド機の冷房がきつ過ぎて、3時間ブルブル震えっぱなしだった事と、寝冷え
ぐらいだろうか?!

食事から戻ったら、お部屋のベッドがターンダウンされて蚊帳が下ろされていた。
枕もとには1輪のバラ。
ひえ〜〜!新婚夫婦ならムードもでるのかも知れないけど、古婚さんの私達には何だかこっぱずかしい。
だいたいお姫様ベッドってだけで恥ずかしいのにさあ・・・・

余談だが、夫は「お姫様ベッド」の事を間違えて、「おひな様ベッド」と何度も言っていた。
いくらなんでもおひな様は“ベッド”には寝ないだろうよ!!

少しのんびりしたあと、下の温泉に行こうかと思ったが、体調もよくないので今日は早めに寝ることにする。
あ〜〜、明日は快復してるといいんだけど。

夕食はフランス料理のコースです 洒落たキャンドル立て 見たまんまパン 突き出し。いくらと海老のテリーヌ
鴨のサラダ仕立て 豚肉のミルフィーユ。豚の皮って
初めて食べたけどカリッとしてる
じゃがいもとアスパラの冷たい
スープ(ここからフラッシュ撮影)
メインは牛ヒレのグリル。
ヒラメのなんたら デセール。チョコレートケーキの
抹茶風味
上手く撮れなかったけど、オレンジの
シャーベット
ラストの小菓子と紅茶。
お部屋に戻ったら、ターンダウンし
てありました。
枕もとに1輪のバラ。
こっぱずかしい・・・・
バスルームにも、フラワーバス用のバラの花びらが・・・
体調悪くて使わずにすぐ寝ちゃったけど(^^ゞ

3日目 烏来観光後台北へ


朝起きても、体調はそう良くなってる感じでもないが、ひどく悪いという事もない。
まずは朝食を食べにレストランへ。
昨日もそうだったが、レストランにいたのはほとんどが日本人のカップル。その中でちょっと可笑しかったのが、
日本人の男性二人組み。普通の友人同士のようだが、こういうところにいるのは何だか不自然な感じだし、
あのハリウッドツインのお姫様ベッドに二人で寝たのかしら?!とちょっと訝しく思ってしまう(笑)
でも女性二人ならなんとも思わないんだけどね・・・・
(あとで夫がお風呂で見たところ、二人だけの旅行ではなく、仲間5〜6人での旅行だったらしい・・でもこういうと
ころに男性ばかりで来るセンスも「???」だけど。。。)

朝食後は昨日行けなかった下の温泉へ。

う〜〜ん。
ここは、日本の温泉とはやっぱり違うかなあ・・・・
上手く表現できないけど、シティーホテルの中に大きなスパ施設があって、そこを利用すると言う感じ。
ロッカーなどもフィットネスクラブのそれみたいだし・・・
でもお茶やジュースを飲みながら、景色を眺めてのんびりできるラウンジなどもあったりして、それはそれでい
い雰囲気。主浴槽より一段低くなったところには露天風呂もあった。

お湯は無色透明に近いけど、やはりとろみとかそんなので、温泉だなあというのは分かる。
でも(以前韓国でも感じた事なんだけど)、お湯が全体的にぬるいのよね。
熱いお湯に入る習慣っていうのは日本人特有のものなんだろうか?
それと台湾人はなぜか皆シャワーキャップをつけて、湯船に入っていた。
私は、湯船に髪が浸かるほど長くはなかったのだが、「シャワーキャップを付けて入りなさい」と、他の人から
言われて、被って入浴。
これも台湾の温泉の習慣らしい。

温泉でさっぱりしたところで、荷物などをまとめ、チェックアウトの準備。
これからの予定を夫と相談するが、外はかなりの暑さで、フラフラとあてもなく街なかをうろついていたら、熱中症
になる事は100%間違いない。
という事で、ホテルでタクシーを頼んで貰い、烏来のケーブルカーに乗って景色を見学観光。
その後新店の駅まで送ってもらう事にした。(トータルで700台湾ドル)
因みに流しは烏来にはいません。



朝食は、ビュッフェではなく、いちいち
注文を聞いて、運んでくれる。
トマトジュースとオレンジジュース カプチーノ パンはこんな籠にいれて持ってきて
くれます。
オムレツ&ウインナーと野菜。 烏来の全体地図です ケーブルカーの乗り口 登るケーブルカーから見えた滝
なんだかこんな景色が見えるとちょっと怖いかも・・・・ 山頂に到着です。
すごく切り立った山なので、いたるところに滝があります。 この山頂に、宿泊やら色んな施設が
あるらしい(信じられない・・)
次のケーブルカーが
登ってきました。


渓谷や滝を見学した後、タクシーで新店駅まで送ってもらい、新店からはMRTを乗り継いで、また
ホリディーインアジアワールドへ。

今度はアップグレードで、ナントバルコニー付きのすごく広い部屋に案内されるが、やっぱりここも落ち着か
ないのよね。(理由は1日目と一緒)

まあ、たまたまここは相性が良くなかったという事でしょうかね?!
プールやマシンジム、サウナなどもあり、立地条件も抜群。悪いホテルでは決してないと思うんだけどネ。
因みに何社かの航空会社の、指定宿泊施設にもなっているらしく、たまに綺麗なお姉さん軍団をロビーで
見かけます。

夕食までの時間、ベッドに寝転がりのんびりBSニュースを見る。
何でも首都圏で午前中に大停電が発生したらしい・・・
お盆休みの期間だったため、普通の日よりはマシだったらしいが、それでもかなりの都市機能が麻痺した模様。

家でも去年マンションの屋上に雷が落ちて、数時間停電した事があったが、本当にバカみたいにうろたえてし
まった。
一番困ったのは、水道がつかえない事。本当に現代人は電気がないと何も出来ないんだなあとあらためて思
いましたね!!


夕食は、前回発掘した『前 鼎泰誉』へ。
本当に普通の地元の食堂で、なぜ鼎泰誉をうたっているのかは謎なんだけど、相変らず安くて美味い!
体調はまだいまいちだったが、ここの小龍包は完食。
ビールも入れて二人で日本円で1400円ぐらいだった。

ダブルダブルで、すごく広い部屋。 ソファーセットもゆったり。 ウエルカムフルーツ。初日はなかっ
たぞー!
バルコニーがありましたが、あんまり
意味がないような・・・
シンクは初日とおんなじタイプ。 ユニット式のバストイレ スリッパとバスローブがありました
ポットがなくなって、コーヒーメーカー
になったのが残念。
ミニバー 鼎泰誉をうたっているけど、新奇味と
いうのがこの店の名前らしい?!
隣りは回転寿司屋さん
台湾ビール ワンタンメン。さっぱりして美味 チャーハン。ご飯パラパラ 2つ頼んだ小龍包は、1つ100ドル
というお値段。

4日目 ホテル移動


朝食は付いていないので、朝から善導寺の近くの豆漿屋さん「阜杭豆漿」へタクシーで出かける。
ここは口コミ情報等で、ずいぶん以前から美味しいと話題になっていたのだが、入るのは初めてで楽しみ!!
タクシーの運転手も少し迷ったが、入っているビルを見たら何のことはないMRT駅を上がってすぐのところだった。

中は昔ながらの地元の市場。
アジアが初めてという人は少々気後れするかも知れないが、お店はかなり活気もあり、地元の人に混じってチ
ラホラ日本人らしい観光客の姿も見える。
暖かい豆漿を二つと、卵の焼餅を一つ頼み、そこらへんに座って朝食。
「美味しい!」香港のお粥とはまた違った味わいで、ボーっとしてるとどんどん豆腐が出来上がってくるような感じ
なのだけど、焼餅との相性もgood!
私はこれに麺かワンタンをいれて食べたいかも・・・(笑)
トータルで数百円という朝食だったが、美味でした。日本ではこういう朝食ってまずないだろうなあ。

帰りはすぐ近くにあったMRTを乗りついで、ホテルに戻るが、3つも乗り換えをしたのと、暑さにやられたらしく、
また具合が悪くなってくる。
このあたりから、“なんとなく胃腸の調子が悪い”から、はっきりと“腹下し”の状況になってきた。

ちゃんとした症状が出るまでも、時間がかかるようになったのね・・・うう
早々と腹下しだと分かっていれば、もう少し対処のしようがあったのに・・と思うが、これも年齢と共にって事で
しょうね。
それにしても原因ってなんだったのか?普段は大抵「これ!」というものがあるのだが、今回は全然思い当た
らない。まあ年を考えると無理は禁物ってことか!?(無理をした覚えもないんだけど・・)

お昼近くにホテルをチェックアウトし、タクシーで次の宿泊予定の『城市商旅』へ。
ここはまだあまり知られていないらしく、バウチャーの住所などを見せてやっと分かってもらう。

ホテルの周りは、ゴチャゴチャしたような地元の商店街だったが、一歩ホテルに入ったとたんに、なんとも静かで
実に洒落た空間。そして冷房の効きすぎか寒〜〜〜い!!

ここでも、予約はスーペリアツインだったのが、デラックスツインにアップグレードされていた。「ラッキー♪」
すぐに部屋に入り、ばったりと倒れこむ。
ホリディーインホテルは、エアコンの細かい調節が不可で、付けたり消したりを繰り返していたが、ここは細かい
温度調節が可能で、少々高めに設定して、部屋で寛ぐ。
一見なんでもないことのようだが、南国ではこれって大事なのだよね!!
調節が出来ない(ハイとローのみ)ところは、エアコンを入れたままにしていると、ものすごく気温が下がってブル
ブル震えるぐらいになるし、切ると汗だくになるぐらいの気温になる。
夜にこれを繰り返して、全然寝れなかったという事は結構少なくない。
ここは、お部屋もとても快適だったが、このエアコンも点数高いぞ!!とにかく落ち着ける部屋でよかった〜!

しかし一つ困ったのは、昼食をルームサービスで頼もうと思ったのだが、このホテルにはルームサービスもレスト
ランもない。
しょうがないので、近所のコンビニでお菓子やドリンクなどを調達してくる。
私は体調不良で、食欲もなかったから良いのだけど、3日連続でまともな昼食を食べていない夫は、かなり
もの足りなかったらしい。(ゴメンね〜〜〜!!でも付き合わなくても良いのに・・)


「阜杭豆漿」はMRTの駅を上がって
すぐのところ。
市場入口。 時間が早かったので他の店はまだ閉っていたけど、ここはかなり活気が
あるお店でした。
この焼餅がふわふわで美味い。 油條入り豆漿。ボケっとしてると
どんどん豆腐になっていく
城市商旅、DXツインの部屋
清潔で広々していました!
室温調整できるのがgood
ダブルダブルで真中にソファあり。
TVは薄型の32インチ。 ライティングデスク。おしゃれ〜〜! このソファは座るとキシキシ言って
た(笑)
ティーセット、ミニバーなど、オール
インワンにまとまってます。
冷蔵庫はちょっと寂しいけど、近所
ににコンビニやスーパーが沢山あ
るので問題なし。
家と全く同じのポット。 お酒のミニボトルも充実 ウエルカムフルーツ。普段はほとん
ど食べないんだけど、今回は結構
食べたなあ・・・・
モチ!バスローブもあります。 シャワーはレインフォレストタイプ カランがちょっとレトロ風 お風呂は一人入るのがやっとぐらい
噂のロクシンタンのアメニティーです
私にはちょっと香りがきついかな?!
ホテル専用の歯ブラシ、剃刀、シ
ャワーキャップ
そんなに広くないんだけど、上手くま
とまっているのはさすが!!
このシンクだと洗いものしやすい。


夕方近くなり、やっぱりこのままだとお腹が持たないので、タクシーで中山駅近くに食事に出る。
本当はすぐ近くにあった夜市に行きたかったのだが、この腹具合では夜市はちょっとあぶないという事で、駅前
のデパートで食べれるところを探す。

フードコートや中華店も美味しそうだったが、どう見てもくどそう。デパ地下でテイクアウトが無難かなあとガッカリ
しかけたところで、日本食レストラン発見。
台湾で和食なんて冴えないが、ここでは地獄で仏の心境だった。
結構流行っているレストランで、うどんと五穀粥のセットを注文。台湾人の若者グループはカツや鍋などを食べて
いる。意外に和食って台湾では普通に受け入れられているらしい。

ウエイターのお兄さんは、日本語ペラペラのイケメン君で、最初日本人かと思った程。なんでも日本語学科の大
学生なんだそうな。

タクシーでホテルに戻ったあとは、胃腸薬を飲んで寝ていたが、たまたま持ってきていた体温計で熱を測ったと
ころナント「38.5度!!」
こんなになるまで気付かない私も相当マヌケだが、体温計を見たとたんに具合悪さが増して来て、これ以上
我慢するのはせっかく旅行に来た意味がないと判断。
もう19時を過ぎていたが、フロントに電話をして医者を呼んでもらう事にする。

小1時間程待っていたら、ドクター&ナースと通訳のホテルスタッフが部屋に来てくれて、往診をしてくれた。
やはり熱が高いので、「注射をしましょう」と言われていい年をして少々びびる。
だって日本だと、どんなにひどく風邪をこじらしたりしても、注射って最近ほとんどしないよね〜〜。注射するの
ってもしかしたら小学校以来かもしれない。
私は特にアレルギーなどもないので、まあ心配はないだろうが、太い注射2本をしている間は、まともに見る
事が出来なかった(^^ゞ
注射のあと薬を処方してくれて、飲み方の説明をしたところで往診終了。

医者に診てもらい注射もしたせいか、なんとなく体調も落ち着いた感じ。
しかし夜市は、あまり衛生的じゃないので辞めたほうが良いとホテルのスタッフに諭される。
って、まだ諦めてなかったんかい?>自分

でも海外旅行でこんなに食べられなかったのって、多分初めて!!
明日は、最後の1日。まあなんでもOKとまではならないだろうけど、心置きなく食べておかなくちゃ。

MRT中山の駅周辺。デパートやショップが多いので必然的に若い人が多い!! 具合は悪くてもビールは飲む(笑)
キリンにしてみた。
私のうどん定食。ちゃんと出汁が効
いて美味しかった。
夫の五穀粥のセット。きのこがた
っぷりでヘルシーでした。
漬物盛り合わせ。かなり食べてから
撮影(^^ゞ
めかぶとろろ。




5日目 できるだけ食べあるきの1日


今日が実質台湾最終日となる。
まだ、体調は万全ではなかったが、心残りなく食べておかなくちゃということで、頑張って出かけることにする。

まずはホテルでの朝食。
すごくゴージャスではないが、和食や点親類もあり、正直サービスにしては、かなり上出来な朝食。
モチロン卵料理もリクエストで作ってくれます。
ソフト&ハード面も申し分ないし、客層もなかなか良い!!お勧めですよ〜〜!!「城市商旅」
私は、まだイマイチだったので、おかゆと梅干を少しと、フルーツ2〜3きれで辞めておくが、夫は今まであまり食
べられなかったせいか、盛大に持ってきて食べていた。

部屋に戻り、今日どう歩くか計画を立てるが、美味しいものを食べるなら、やはりグルメストリートの「永康街」
に行くのが、効率が良さそうという事で、タクシーで乗り着ける。

まずは、拙HPにたまに遊びに来てくれる、marilynさんお勧めの「冰館」へ。
ほぼ開店と同時に着いたが、かなりの人がもう並んでいた。
写真を見ると、昨日まで「ほとんど水(失礼)」だった人間が、これを完食できるのか?というようなボリュームだ
ったが、夫とシェアして、ぺロリと完食。(八割私が食べた)
マンゴーがたっぷり入っていて、カキ氷がふわふわでホントに美味!!隣りのカップルが食べていた、ミックス
フルーツも大いに気になるが、2つも食べるとお昼が入らなくなるので、次の機会にする(笑)

この後、刀削麺を食べようと、あたりを探すと、お店を2軒発見。
この二つの内、どちらかが有名店なはずだが、それがどちらなのかよく分からない。
実は今回春秋烏来に、ガイドブックを忘れてきてしまい、3日目からはガイドブックなしだったのだ。

客の入りを見て適当に入るという選択肢もあるが、せっかくなので有名店で食べたい・・・・
という事で、今回は刀削麺は諦めて、「永康街高記」に、かに味噌小龍包を食べに行く事に。

因みにブラブラ歩いていて、近所の鼎泰誉の前も通ったが、ここはもうすごい観光客が入口付近に溢れかえ
っている。
何しろあの狭い店に大型観光バスがどんどん乗りつけるものだから、この観光客をあてにして、露店を開く輩
も出てくるほどの賑わいだ。(こんなとこで、ベルトだの帽子だの買う人がいるのか??)

う〜〜ん、儲かってますね!!>鼎泰誉

食事の後は、普通の喫茶店でコーヒーを飲んで一休み。(休んでばかりと言わないように(笑))

ここからそう遠くない、中正記念堂に歩いていこうかと思ったが、この暑さでは、やはりちょっと厳しそうなの
で、タクシーで一旦ホテルに戻る事にする。前にも1回みてるしね・・・

部屋に戻ってTVを付けたら、ケーブルTVで「ヒッチコックの鳥」をやっていた。
ずいぶん昔に見た憶えがあるが、細かいところはほとんど忘れていたので、台湾語の字幕で見る。

でも、昔の女優さんってホント綺麗だよなあ・・・
ティッピー・ヘドレンだっけ?!なんだか彼女のシーンだけポートレートみたいに取ってつけたように美しい!
まあ昔の映画というのは、リアリティーは無視しても女性を綺麗に撮ると言うのは常識だったらしいので、こん
ななのかしらんと思いながら、段々夢中になって見ていた。
この映画が、CG一切なしで撮ったというのにあらためて驚く。

永康街にタクシーで乗り着けま
した。小さな通り
冰館はオープンな作りになって
ます。
写真があるので注文しやすい マンゴーカキ氷を夫とシェア
して食べました。
この店なのか??>刀削麺 それともこっち?!(手前から
2軒目)なのか・・・
結局刀削麺は辞めて、永康街
高記で昼食。
台湾ビールは大瓶です。
汁なし麺 海老ワンタンスープ カニ味噌小龍包。
普通のとの味の違いは??
昼食後は喫茶店で一休み


少し涼しくなってきたところで、また行動開始。

夕日を眺めに淡水へMRTで行ってみる。
淡水は中山の駅から、淡水線で最終のところで、約30分ぐらいの道のり。
途中からは、地下から上に出るので、眺めも良く実に快適!!やっぱり地下鉄って眺めがないのでつまんない
のよね。

到着した淡水は駅から出てすぐのところなので、人の波に一緒についていく。
若い人のデート&レジャースポットという趣きで、どちらかといえば観光客より地元の人が多かったかな。
夜市のように沢山の露店も出ているので、念願の臭豆腐や淡水名物の蝦巻きを食べてみたかったのだが、
作っている行程を見ると、かなり油を使っているようなので、パス!!

ブラブラとあるき、夕日を眺めたり、露店を冷やかしたりして終了。
リバークルーズの船にちょっと引かれたが、激混み状態だったのでこれもやめておく。

淡水川に沈む夕日は、最後のところで雲に隠れて見れなかった・・残念!

でもまあ、ここは1回来ればいいかな?!


淡水駅です 小さな船をチャーターして、釣りなどもできるらしい 日が沈んで来ました。
この真中の男の子が着ているTシ
ャツには「フジンフウシン」と書
いてあった。どういう意味??
蝦巻き屋さん。他にも色々串刺しにして売ってました。 平日でしたが結構な人出。
ウズラを焼いたものを買ってみた。
体調バッチリなら、美味しかったんだろうけど・・・・やはり脂っこい

6日目 泣く泣く帰国



とうとう帰国日になってしまった。
朝は5時半に起床。体調はすっかり良くなった感じ!!

帰国日になって体調バッチリになるなんて、ホント恨めしいが、日程の変更をする事も出来ないので、さっさと
パッキングを済ませて、眠気覚ましにシャワーを浴び、朝食代わりにウエルカムフルーツ(キウイとバナナ)
を食べる。

7時ちょい過ぎにチェックアウトをしたら、隣りの朝食レストランでは朝食の準備中。
菓子パン1個ぐらいでもつまめるかなあと思ったが、時間にうるさい夫から、「とにかく早く空港に向かおう」
と言われ、一旦タクシーで台北駅まで行ってエアポートバスで空港へ。

空港では往路と同じく、厳しい荷物検査が行なわれている。
やっぱり早めに出て来てよかった!!あと10分遅れたら乗れないところだったよ。

荷物検査は、まず出国前のところで1回、搭乗待合室前でも1回、そして搭乗のチケットを入れる機械のところ
でも地上係員にバッグの中身を見せるなど、1回と、合計3回も行なわれていた。
全く〜こんな厳しいのは初めてだよ!

搭乗機は、(エコは)ビッチリ満員。
しかし、ユナイテッドの国際線のエコって今回初めて乗ったけど。メッチャ狭い!!
お正月に乗ったエバー航空のエコとは大違いである。
私の見た感じでは、エコノミープラスが普通のエコノミー、普通のエコノミーに至っては、あれは正直
カーゴですね(苦笑)

何しろ小柄な私が普通に座って、膝がもう前の席に着きそう。グーひとつ分あるかないかなのだ。
あれでサンフランシスコまで行くなんて正気の沙汰とは思えない。病気になっちゃうよ!
でもファースト、ビジネスは、最新式のシートですごい広々。

なんだかなあ〜〜!!こういう差のつけ方って、アメリカ人のやる事って感じですね。
「下々の皆さん!快適なフライトをお楽しみになりたかったら、どうぞお金を払ってビジネス、ファーストにご
搭乗ください」みたいな・・・・

私の前の席に座っていた人が、離陸から着陸までシートを倒しっぱなし!!
とにかく乗務員に注意されても、その時だけ戻し、またすぐ倒すのだ。それじゃなくても狭〜〜いシートだって
言うのに!!
こういう事をするのは、外国人かなと思っていたら、日本人の若い女の子だった。(降りる時に分かった)
まあ、私も機内では食事もせず、ほとんど寝てたので良いけど、あれを4〜5時間のフライトでずっとやられた
らかなり頭に来るよなあ・・・・

台北空港を40分ぐらい遅れて離陸したにもかかわらず、定時より少し早めにセントレア到着。

結局ホテルでも、機内でも(寝てたので)ほとんど食べることが出来なかったので、天むす弁当を購入し
て食べる。(UAの乗務員って、寝てたら後で食事を持ってきてくれるとか一切してくれないんですよ!!)

セントレアからはANAに乗り継いで、無事千歳到着。
しっかし天気も別に悪くなかったのに、なんとも荒っぽいバウンドするような着陸。
酸素マスクが降りてくるかと思ったよ!

今回はほとんど買い物をしていないので、荷物も軽々ですぐに外に出れたのが唯一の良かった点かな(^^;

家に戻って体重計に乗ったら、旅行中こんなに食べられなかったのに、変わりなしだった!ばかッ!!
>自分