2006年 お正月 台湾(台北、日月潭)旅行記
2006年お正月の旅行は、ANAの特典で台湾というのは、数ヶ月前から決めていた。 ただ日程が6泊7日と、ちょっと長めなので台北以外は何処を周るかはギリギリまで未定。 最初は阿里山やタロコなど、色々な観光地をぐるりと周遊する事も考えたが、ツアーではなく個人であちこち行くのは やはり時間のロスが多くなる。 観光地から観光地へと上手く電車やバスがつながっていない所も多く。周遊旅行は消えた〜〜! よく考えたら、台湾は2回目だが前回台北をあまり見ていない。 考えてみたら夜市なども行っていないので、まずは台北を観光し、その後地方も見てみようという事になり、 まずは台北に3泊、そして地方の観光地である日月潭に2泊、また戻って台北に1泊という日程に決定。 日月潭に行くのなら、是非泊まってみたいと思っていた、「ザ・ラルー」を何とか予約できた。 |
一日目
関空経由で台北へ |
お正月早々朝の5時にもそもそ起きだし、千歳空港へ向かう。 その日の日中に台湾に到着できるとはいえ、「朝早いのは辛いから今後は辞めよう!」と、夫からクレーム。 でもこればっかりはしょうがないのよね。 東京や大阪以外に住んでいる人は、皆多かれ少なかれこんな思いをしているのだ。 でも確かに私も辛い・・・・これから早朝出発の時は、千歳空港内のエアポートホテルに泊まっちゃおうかしら。 前日から吹雪き模様だった為、少し余裕をもって家を出てきたので到着したのは1時間前。 朝食は途中のコンビニで購入してきたおにぎりとウーロン茶。 雪で飛行機が遅れないか心配だったが、それも無く定刻通り伊丹空港へ向けて出発。 お正月に、しかもこんな朝早く飛行機に乗る人も少ないらしく、機内はガラガラだった。 定刻に伊丹空港到着。ここからはバスで関空に移動する。千歳−大阪間は意外と便数も少なく、便利じゃない のよねこれが・・・ 小雨模様で、お天気はいまいちだが、まあ飛行機には影響ないでしょ。 関空内の喫茶店で、サンドイッチ、クロワッサンとコーヒーで昼食。機内食がすぐ出るので軽めにしておいたが、 不味くも無いけど美味しくもない。空港のカフェはこんな物だろう。 今回はANAのアワード利用だったが、関空−台北間の飛行機はエヴァー航空のコードシェア便。 初めて乗る航空会社だが、エコでもシートバックにPTVが付き、心なしかシートピッチも広め。 関空から台北までは、なんと2時間ちょいという国内線のような飛行時間で、私はテトリス夫は映画に没頭する。 |
早朝の千歳空港 | 国内線は全日空です | 国際線エヴァー航空のエコのPTV | |
エコでもなかなかゴージャスなシート | 機内食 | 私はチキン、夫はビーフハンバーグ。味はどちらもまあまあでした。 | |
昼から白ワインを・・ | これはお蕎麦です | フルーツ | チョコケーキは見たまんまの味。 |
15時に台北の空港到着後、エアポートバスで市内へ。 ホテルのすぐ前に着くとの事だったが、繁華街の真中で、その上横断歩道を渡らなくてはいけない場所だったので スーツケースを転がして歩くのにちょっと難儀する。 まずは最初の1泊の「ホリディーインアジアワールド」へチェックイン。 予約の段階では、1番下のカテゴリーだったが、ノンスモークのデラックスツインの部屋にアップグレードしてくれた。 お部屋はかなり広く、ソファーセットなどもあり、ハード面は十分だったが・・・・ ホテル自体が繁華街に面しているせいか、それともホテルの機密性があまり良くないのか、外に普通にいる ように騒音が響いている。 「う・・・うるさい。。。」私はそうでもないけど、夫は少々神経質なので、これでは夜寝れないかも・・ まあここは初日1泊だけだし、アップグレードもしてもらった事なので、我慢だわ(涙) 今回は、台北だけで、3つのホテルを転々とする事になったのだが、なぜかというと、単純に続けてホテルが 取れなかったという事。 ホテル移動もそれはそれで楽しいのだが、今回はちょっと疲れたかも・・?! 部屋で少しのんびりした後、士林夜市へ出かける。 台湾は2回目だが、夜市に行くのは初めて!!メモ用紙に「士林夜市」と書き込み、タクシーの運転手に見せたら すぐに分かってくれた。(漢字って便利だ!!) 途中渋滞にかかり、1時間以上かかって士林夜市に到着。 何やらお祭りみたい。 色々な種類を食べるために、二人で1個づつ購入して、シェアして食べる。(ほとんどの物が1個20〜50元程度) 味覚というのは、日本人でも台湾人でも変わりないのか、やはり流行っている店とか、並んでいる店とかの ものがハズレが無い。 こういう場所では五品に一品ぐらいは、「これはとても食べれない(飲めない)・・・」というのがあるものだが、 今回はどれも美味しくいただきました。 個人的には、胡椒餅が一番美味しかったかなあ・・・ 写真以外に薬草のお茶、その場で絞ったフルーツジュース、タピオカ入りジュースなどを堪能。 個人的には臭豆腐を食べれなかったのがちょっと後悔。 この夜市に限ったことでもないが、UFOキャッチャーがずいぶん多くある。 可愛いキャラクターのぬいぐるみが沢山あり、一個一個がかなり大きい。 やってみたい誘惑にかられるが、まさか持ってかえる事も出来ないので、やめておいた。 一通り夜市を回り、お腹も膨れたところで、台北へ戻る事に。 MRTの駅が夜市のすぐそばにあったので、これに乗ろうかと思っていたら、バスが来た。 行き先をよく見ると、宿泊ホテルの前を通るバスらしい・・・ くる時の渋滞がひどかったので、夫は電車のほうが良いと主張したが、乗り換えを2度しなくてはいけないのが 少々面倒だったので、時間がかかることを承知で、バスに乗る。(一人20元) 結局そう大した時間がかかる事もなく、ホテルに到着した。 |
ここからエアポートバスで 台北市内へ |
なんとファーストクラスバスでした | 大型バスですが、全部で20席 ぐらいしかシートがない |
ホリディーインではハイフロアの デラックスツインにアップグレード |
ドアから見た図 | 水周りはシンプルで、アメニティーも最小限ですが、歯ブラシはあり | シャワーがハンド式なのが嬉しい。 | |
バスローブもありました | ティーセット | ソファーの座りごこちも良い | なんとなくがらんとした印象かな |
TVはNHKの他に、BS1&2も 写ります |
窓側から眺めた部屋 | ベッドはシングルが2台でした | ミニバーは淋しいけど、近所にお店 が沢山あるので問題なし。 |
士林夜市にやってきました | やっぱり並んでる店が美味しい! | このフライドチキンはサクサクしてウマ〜〜!食べやすいようはさみで カットしてくれます。一個40元でした |
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阿宗麺線のものではなかったけど、 出汁のきいたとろみのある麺。 |
胡椒餅。手で割って中も撮ろうかと 思ったけど、アツアツで出来ませ んでした。ピリッとして美味 |
ここは並んでたなあ・・・ | これは薬草茶のお店。 肝臓に良いとかいうお茶(30元)を いただきました |
坦仔麺。スープがさっぱり!何杯 でも食べれそう。 |
こちらは食べ物がほとんどの屋根 付きの屋台街です |
牡蠣オムレツが食べたかったのだけど、牡蠣には最近あたりっ放し なので自粛しておく。 |
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ここは海老釣りの釣堀。 釣った海老はその場で串焼きに。。 |
海老以外に亀とか金魚も・・・ (モチロンこれは釣るだけ) |
台北に帰るバスの中 | ホリディーインに到着。 |
二日目 ホテル移動
やはり思った通りというか・・・ ほとんど眠れなかった。 夜は2時近くまでカラオケが鳴り響き、車の音も凄い。 部屋の中の気温も低いし、もしかしたら、窓が少し空いているのでは?と思いくまなく見てみるが、窓はきちっと 閉まっている。 う〜〜む、ホテルとは・・・・値段に比例するものなのだ!! とにかく朝食を食べたら、さっさと移動しようという事で、近くにある「永和豆漿大王」へ。 壁に貼ってある台湾語のメニューしかなく適当に指差しで注文。 豆乳のお粥みたいなものかと思ったら、普通の豆乳を温めたものに、油條などを入れて食べる仕組みだった。 豆乳がほんのり甘くて美味。 他の人が食べていた、玉子焼のようなものを食べたいと思い、指差してみるが、「これはもう売りきれ」との事 残念!! 香港などもそうだが、出勤途中の若いお洒落なOLさんが、一人で新聞を見ながらモクモクと食べていた りする。 朝食後、すぐにホテルを移動。歩ける距離ではあるが、荷物が重かったので、タクシーを利用。 昨日と同じく、メモに「西華飯店(シャーウッドホテル)」と書き込み、運転手に見せたらすぐ分かってくれた。 まだ午前中なので、荷物を預かって貰うだけで出かけようと思っていたのだが、すぐにチェックインさせてくれた。 これはラッキーと思ったのもつかの間・・・ なんだか隣りからもの凄い音が響き渡ってくるのである。 「な・なに?これ!!TVの音もまともに聞こえないじゃないか。」 部屋の中にあった説明書のようなものをよく読んだところ、このホテルは去年の11月から一部リノベー ションに入っているとの事。 その上工事をしているのが、私たちの部屋のまさに隣りであった。 どうやら角部屋を、コーナールームとして、グレードの高い仕様にしていたようなのだ。 とにかく、夜中までやってるわけじゃなし、今はとりあえず荷物を置いて出かけようという事で、部屋をでる。 まず行かなければならないのは、台北駅の前の国光客運のターミナル。 あさってから行く予定の、日月潭へ行く長距離バスのチケットを購入しなければいけない。 MRT木柵線から板南線に乗り継ぎ、台北駅前へ。 日月潭に直行で行くバスは、1日に3本ぐらいしかないとの情報だったので、早めに前売りを購入しておかなけ ればいけない。 何とかam10時発(所要4時間)のチケットを購入し、安心したところで、昼食を食べる所を探す。 夫の希望で、昼食は「飲茶」という事になり、「易牙居点心坊」に歩いて行くことにしたのだが、これが間違 いの元であった。 ガイドブックで見たところ、台北駅の北側に向かって中山北路一段を真っ直ぐ歩いて行けばいいはずなのだが、 思ったよりも結構距離がある。 まあそれでも1本道だし迷う事はないだろうとたかを括って、ブラブラと歩いていたのだが、南京東路一段の 交差点を渡る時に、地下道に入った為に方向を間違えてしまった。 とにかく歩けど歩けど、レストランは無く「おかしいなあ・・・・」と気付いた時は、ウエスティンホテルの近くまで 来ていたというオチである。(つまり南京東路一段で東側に曲がってしまったのだ) 台北駅前から2時間ちかくぼーっと歩いていた、という事になり、なんだかおかしくなって二人で大笑いして しまった。 いくらなんでも台北駅からウエスティンホテルまで歩く人は少ないだろう。 結局歩いてきた道端に点心を24時間やっている店があり、美味しいかどうかは不明だがそこに入る事で 妥協。食事にありついたときは15時を過ぎていた。 味はまあまあだったが、料金が日本円で4千円ちょいと、点心にしてはちょっと高かったかな?! 食事の後はひどく歩きつかれたのでタクシーでホテルへ戻る。 部屋の中は、やっぱりズンズンガリガリと、工事の音が響き渡り、落ち着いて本も読めない(涙) 気分転換にホテルのジムにでも行ってみようかと思うが、ここには2泊する予定なので、そんな悠長な事も 言ってられない!やっぱり何とかしてもらわなくちゃ・・・ というわけで、思い切って部屋を替えてもらえないか、フロントに電話で聞いてみる事にした。 電話に出たレセプションの女性は、工事は夕方6時までだから・・とか、空いている部屋はある事はあるが、 眺めがとても悪い・・・などと、なんとか我慢してくれと言いたげ。 私も、「1泊なら我慢するんだけど、これじゃあTVも見れないし・・・」と、食い下がったら、なんとか部屋を替える よう手配してみるので、1時間ぐらい待ってくれと言われる。 小一時間ほど部屋で待っていたら、スタッフが2人部屋にやってきた。 一人は日本語ペラペラの女性で「なんとか部屋がご用意できましたので、移ってください」との事。 そしてその部屋は、広〜〜いデラックスルームであった。(今回2度目のUPグレード、ラッキー!) 最初の部屋も結構広めで、うるさい事を除けば問題なかったのだが、移った部屋は、その1.5倍ぐらい広い上 にバルコニーまで付いている。 バスルームなどは全く同じつくりだが、アメニティーが少し増えていた。 そして最初の部屋にはなかった、エアコンのヒーターも別に付いており、「こうも違うものか!?」と夫と二人 で顔を見合わせて驚いた。 初日に泊まったホリディーインもそうだったのだが、部屋にエアコンはあっても、ホットというのがなく、室温が 18度しかなくて、本を読むにもベットに入って震えていたのだ。 18度といえば昨今のウォームビズなどで、「オフィスは18〜20度にしましょう」などとやっているが、そんな気 温でははっきり言って座りっぱなしの事務仕事には寒すぎる。 ましてや、駅の待合室などではなく、ホテルの部屋でのんびりしているのだから、何もしなくてもぽかぽかの 環境は欲しいところ。 しかし台湾というのは、普段南国で寒い時期というのは精々1〜2ヵ月のせいか、寒くても屋内を暖房で暖める という概念があまりないらしい・・・・(これは後々身にしみて感じる事になる) とにかく「寒ければ着込む」というのが、台湾の真冬の常識らしいのだ。 私たちが北海道在住だからなのか分からないが、私達には真冬でも部屋の中でモコモコ着込む習慣というの はまずない。 部屋の中はいつも25度ぐらいあり、外から帰るとたいていTシャツ1枚とかそんな軽装で過ごしているし、 オフィスでも学校でも乗り物の中でも、とにかく屋内に入ると、たいていどこも暖房が効いている。 この時期日本と同じく台湾でも大寒波が来ていたらしく、特別寒い日ではあったらしいが、私達にしてみれば 台湾の屋外の寒さなんて全く何てことなく、ダウンやら毛皮やらを着ていた台湾人が不思議に思えたぐらいだが、 部屋の中の寒さには閉口した。 でもまあ、これはこれでこの辺の習慣なのだろうから、しょうがないかもね・・・でもせめてホテルのエアコンは ホットもクールも自在にして欲しいところなんだけど。 |
朝食は永和豆漿へ(一つ奥の看板) | オープンなつくり | 暖かい豆乳。日本のものとはちょっ と違う味だけど、美味しい。 |
油條。別々に食べても入れて食べ ても、どちらでもOK |
小龍包は皮がちょっと厚め | シャーウッドホテルに移動 | 最初の部屋は普通のツインだけど十分に広かった。 ベッドもダブルダブル |
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ドアからお部屋を見た図 | アメニティーもおしゃれ | シンクはシングルだけど全体的に ひろい |
バスタブも大きい |
シャワーブース | バスローブ | スリッパ&靴磨きアメニティー | チェンジして貰った部屋は大きな ソファーセットがありました。 |
窓の外にはコンパクトなバルコ ニーも・・・ |
ミニバー | コンプの水 | TV以外のオーディオもあり |
ティーセットは超充実。 | 利用はしませんでしたが、プール&ジムエリアは屋上にありました。 水温は28度 |
MRTの駅構内 | |
MRT木柵線は4両編成で、無人運行なのでドアとホームに仕切りが付い ている。 |
電車に乗り込みます | 台北駅 | |
すごく大きくて立派 | 中山北路一段を北上していくと、と ても雰囲気のある桶屋さんを発見 |
迷ったので香港式飲茶のお店へ | お茶はプーアール。やっぱり飲茶 にはこれが合う! |
お店の中の雰囲気 | 空心菜炒め | 海老ギョウザ。海老がぷりぷり | 大根餅 |
ニラギョウザ | 牛肉焼売 | 腸粉 | ワンタンメン。これは麺もスープも しっかり香港風味でした。 |
昼食を食べたのが15時すぎだったのと、お部屋のチェンジでゴタゴタしたのもあり、夜になっても全然お腹が 空かない。 でも何も無しというわけにもいかないので、ホテル付近をブラブラして腹ごなしし、ついでに何か食べるか買って こようという事に、20時過ぎに意見がまとまる。 しかし、日本料理屋が多い。 本格的な懐石料理屋もあるが、気軽な鉄板焼屋さんとか、回転寿司とか、あと日本のチェーン店もかなりある。 台湾人ってそんなに日本料理好きなんだろうか?? とりあえずブラブラ歩き回ったが、私のほうはいっこうにお腹が空いてこない。 夫はペコペコではないけど、何もないと夜寝れないというので、モスバーガーをテイクアウトすることにした。 ついでに近所のコンビニでスナックやビールなども購入。 ホテルのエレベーターフロアにりんごが置いてあったので、それも夜食用にいただいてくる。 ターンダウンしてある部屋に戻り、もそもそと夕食。 夫のほうは、せっかく食の国の台湾に来てファーストフードが夕食かよ!!と、かなりおかんむりであった。 しょうがないでしょ!だって15時に昼食べたら、マトモな食事は入らないよ!! |
シャーウッドホテルの入口 | ロビーは静かでゴージャス。 管弦楽の生演奏も入ってました |
夜ご飯はモスバーガーのフィッシ ュバーガーとサラダとビール。 さびし・・・ |
このT字剃刀はボタンを押すと、刃の ところから、シェービングクリームが にゅるっとでてくるのだそう。 |
三日目 九ィ分へ
今日は九ィ分(にんべんに分)に行ってみることにしたが、朝のらくらしているうちに時間が経ってしまい ホテルを出たのは、10時をすぎていた。 台北駅で何か食べようという事になったが、初めての場所に行くときは、往々にして上手くことが運ばないもので 切符を買うところで、ずいぶん時間ロスをしてしまった。 行く先を紙に書いて、窓口で手渡すと、最初11時10分のチケットをくれたのだが、時計を見たら11時8分!! 慌ててホームに向かうが勝手が分からず、乗り遅れてしまう。 しょうがなく、もう一度売り場に戻り切符も12時発に発券しなおしてもらい、ベンチで朝食兼昼食。 売店で買ってきたお寿司のセットとお茶だが、昨日の夜もファーストフードだったので、夫は事の外機嫌が悪い。 「今回の旅行は、絶食修行の旅みたいだ」と、ブーブー文句を言っている。 うるさ〜〜い!! 黙って食え!! 気を取り直して、12時発の自強号で端芳へ向かう。 端芳の駅からはバスに乗り換えて、九ィ分へ。 迷ったらどうしよう?と少々心配だったが、かなり観光客の多い場所らしく、端芳の駅前から人の流れについ ていったら全然大丈夫だった。中国人の団体客も多い。 ここは「非情城市」という映画のロケ地になった事で、一躍有名になり、多くの観光客が訪れるようになった 所だという。 実は映画見てないのよね・・・てへ でも、私はなぜかこういう山の斜面や、高台ににクチュっと張り付いているような集落が、メチャクチャ好き なのだ!! 自分でもなぜかはわからないけど、ほとんどフェチといっても良いかも・・・ 他には香港のヒルサイドエスカレーター付近とか、イタリアにも結構あるよね。日本だったら長崎のグラバー邸。 尾道は行った事がないんだけど、是非一度行ってみたい。 |
今日も台北行きにやってきました | 駅構内 | 九ィ分の入口です | この展望台あたりにバスが到着 |
内部はお土産店や喫茶店(茶芸店)。 なぜが異様に下駄屋さんが多い!この辺の名物なのかな? |
ガスがかかって景色はいまいち | 掛け軸も売ってました | |
中国らしいお土産屋さんが沢山ありました | 迷路のようにあちこちに階段がありました。 但しここは民家はなく、お店やレストラン、民宿などが軒を連ねてます |
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一休みした喫茶店のテラスから の風景 |
これからどんどん観光誘致していく つもりらしい |
この辺にはやっぱり日本人が多 かった |
映画「非情城市」の看板 |
九ィ分からの帰り道、松山で電車を降りて「台北101」に行ってみる事にする。 まあ特別買い物をしたかったわけじゃないけど、話のタネにね・・・・ 場所はよく分からないけど、台北駅まで戻ってしまうより松山で降りるほうが地図で見ると近そうだ。 端芳の駅の窓口で「松山 二人」と書いて駅員さんに渡したら、「オー、マツヤーマ!ニマイネ」と言って切符 をくれた。 松山の駅前からタクシーで「台北101」へ向かう。 遠くから見るとそんなに高い建物という気がしないんだけど、間近で見ると「おぉ〜〜〜!!」という感じ。 中は普通のショッピングモール&オフィスで、オフィスのほうはここに勤めている人しか出入できないように なっていて、個人個人のチェックもきびしい。 なんだか(今はなき)NYのツインタワーみたい・・・・しみじみ お天気がいまいちだったので、屋上の展望台に登るのはパス! 今回の旅行では、この日が1番お天気に恵まれたが、それでもドヨーンとした曇り空。 九ィ分もそうだが、台北101もスカッと晴れた市にもう一度来てみたいなあ。 夫がお腹が空いたというので、地下のフードコートで軽く食べることにする。 ここのフードコートは規模が大きく有名らしいが、中途半端な時間(16時)だったので、お客さんはまばら だった。 台北101の近辺は日本で言う「官庁街」みたいなところで、台北101以外はあまり見るべき所はない。 タクシー乗り場はかなり並んでいて、どうやってホテルに戻ろうか少し悩んだが、入口付近を見渡したら MRTの市政府駅まで行く無料シャトルバスがあり、それに乗ってMRTでホテルへ戻る事に。 ホテルに戻って一休みした後お買い物&夕食に出かけようと思うが、例によってまた私がお腹が空いて こない。 どうやら年末の不摂生が祟って、胃腸の調子がいまいちだったらしい・・(気付くの遅すぎ) 全く〜〜〜!!せっかくの旅行の時に食べれないなんて、腹立つ>自分!! いつも旅行で持ち歩いている薬セットをゴソゴソ探すが、如何せん普段薬をほとんど飲まないので、賞味期限が 心配である。 うちの薬箱にある薬品類もほとんどが期限切れで、「新しいの買っておかなくちゃ・・・」と毎度言っているぐらい なので、十年以上持ち歩いている旅行用の薬セットなんて、いつのモノか分かりやしない。 案の定、胃腸薬もあることはあったが、2001年に期限切れであった。 胃散だったので、一応いちかばちかで飲んでみる。ちょっとだけ胃がスーッとした感じ?!(怖っ・・・) 次回までにちゃんとしたの買っておこう・・・ 胃散を飲んで少し胃が落ち着いたので、タクシーで「好記坦仔麺」に食事に出かける。 お店の前に展示品(本物)や海鮮類が並び、何やらもの凄く賑やかな店であった。 日本語の話せる服務員のおばちゃん達が、店先で注文をとり、どんどん客をさばいていくので待ち時間もそう なく、テーブルに着けたが・・・・・う〜〜んここは大勢で来るべき店だなあ・・ 何しろ二人用のテーブルはなく、最低でも4人からという感じ。 少人数の人も居ることは居るが、なかなか思うように頼んだり、聞いたりすることができないし、ゆっくり食べる という雰囲気でもない。 時間的にも一番混む時間帯だったらしい。 まあ二人で思い切り食べて、ビールも入れて、4000円程度だったので良しとするか・・ |
台北101を真下から見上げた図 | ショッピングモールの入口 | フードコートでビーフン、牡蠣オム レツ、菜っ葉炒めのセットを |
牡蠣のオムレツはソースが甘す ぎでいまいち・・・・ |
中はこんな感じで吹き抜けになってます。ブランドショップがほとんどで チラッと見てすぐ退散。 |
シャトルバスから見た台北101 (真中にポチっとみえるやつ) |
市政府駅のホームから見た 台北101 |
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好記坦仔麺の入口 | 最初から指差し注文できるように 出来たお料理が並んでます |
座ったのはこの席。 まさかの為の簡易席って感じでした |
まずは台湾ビール |
これは絹ごしの厚揚げ。さっぱりし てて美味しい!! |
海老をカラごと揚げたもの。 ビールが進む! |
この蟹のおこわは私達には ちょっと油濃かった。でも具たっぷり |
坦仔麺はここの売りのはずなんだ けど、麺が不味く期待はずれ。 |