2003年 3月19日(5日目) バンコク〜香港



今日は香港へ移動の日。
バンコク発朝10時の便なので、7時に起き8時前にはチェックアウトを済ませる。
コンシェルジェルームをチラッとのぞいたら、デジカメを盗難にあった時に、とってもお
世話になったタイ人女性スッタフ(ちょっと工藤夕貴に似てとってもキュート!!)がいた
ので軽く会釈して通り過ぎる。
そしたら彼女は、タクシー乗り場のところまで来てくれて、「デジカメはどうだった?」
と聞きに来てくれた。ううっ・・・なんて優しいの!!
「カメラはダメだったけど、保険でカバー出来ると思うから・・本当に色々ありがとう」
と言ったら、「それは残念だったけど、またバンコクに遊びに来てね!」と笑顔で言って
送ってくれた。“感激〜〜”!!・・・・お部屋も快適だったし是非また来たいなあ。

ホテルからローカルタクシーで30分程度でドンムアン空港に到着。
キャセイのラウンジに入ったら、PCコーナーがあり日本語フォントをダウンロードしてい
るものもあった。
朝食のサンドイッチをつまみながら、Yahooを見てみるが、どうやら「イラク情勢」も
「謎の肺炎」もあまり状況が良くないらしい・・・・。
とりあえず変更も出来ないし、予定通り行くしかないわね。

バンコクのキャセイの
ラウンジ。
奥にはPCコーナー
窓がないのでちょっと
暗いかな・・・?!
正面に見えるのが、飲
食物のコーナー

飛行機はオンタイムにボーディング開始。
もう少し情報収集したかったんだけど・・後ろ髪を引かれる思いでゲートへ向かう。

ラッキーな事にまたまた「エアバス330-600」の最新鋭機だった。
3時間弱の短いフライトだけど、ウェルカムドリンクもちゃんとありサービスはgood!

機内食のブランチ 私はオムレツと
ソーセージを選択。
デザートのティラミス
夫のメインはチキンと
野菜の炒め物
見たままフルーツ盛り
合わせ(笑)
この石は塩と胡椒の容
器。かわいでしょ!!

ミールサービスが終わった頃にはもう着陸態勢。
香港上空はかなりガスがかかっている。あまり天気も良くないらしい・・・

香港に行くのは5回目だが、1997年の返還後は初めてなのでどんな街に変わって
いるがすごく楽しみ!!
何でも作家の邱永漢氏曰く「最近の香港は“上品な姥桜のような街”だ」との事。
え〜〜??あの何でもありのアジアの喧噪そのものだった香港が“上品な姥桜”??
中国返還以後あの香港がどうなっているか???ワクワクしてくる〜〜!

チェプラクコック空港は、大陸からの旅行者らしき人々ででごった返していた。(これも
以前はあまり見かけなかった光景)
空港内で一万円だけ両替して、エアポートバスにのりホテルへ向かう。やっぱり天気
はあんまり良くない上に、香港にしてはかなり寒い・・・
ホントはエアポートEXPに乗りたかったんだけど・・・宿泊予定のハーバープ
ラザホテルは、ガイドブックによるとバスのほうが便利らしいので「A21」のバスで
尖沙咀を経由して、ホンハムのバスステーションへ。


ここからホテルまでスーツケースを引きずって歩いていくが、レセプションでとんでもない
間違いが判明。
JHCのクーポンを差し出して、チェックインをお願いしたらナント「ここはハーバープラザ
メトロポリスホテルです」と言われた。
最初は「はい??」って感じだったがすぐにホテルを間違ったことが判明。
私達の宿泊予定の「ハーバープラザホテル」はまだもう少し先だったのだ。(大汗)

しかしハーバープラザメトロポリスホテルのスタッフが、すぐタクシー乗り場に案内してくれ
事情を運転手に話してくれた為、車で5分ほどで問題なく到着。(多謝でした)

これがホテルのマーク
「海逸酒店」と書きます。
お部屋はハーバービュ
ーだったけど、ガスが
ひどくて景色は×
外の天気が悪いせいか
部屋の中は少々暗め。
バスルームはコンパク
トながら、シャワーブー
スが別になっていた。
ティーセットとポット。
バンコクにはなかったウ
ーロン茶があった。
バスアメニティー。
コンラッドと比べるとちょ
っと寂しいかな?
屋上の夜のプールエリア
雰囲気は最高なんだけ
ど、寒くて泳げず・・・
プールの側面が見える
こりゃ真夏に来たいなあ
夜景もいい感じでした。

ハーバープラザホテルは、文字通「ハーバー」の景色が素晴らしい!!
九龍中心街の海沿いのホテルと比べると、ほんの少し迫力にかけると言うのもあるけど
ロビーラウンジは、吹き抜けのガラス張りで一面のハーバービュー!!
う〜ん!!天気が悪いのが本当残念。

お部屋に荷物を置いた後、海沿いのプロムナードを散歩してみる。
とにかく天気が悪い上に、この時期香港では考えられないぐらいさむ〜〜い!!
以前3月中旬に香港に来た時は、「札幌なら真夏??」と言って良いほどの暖かさ
だったので、今回もわりと軽装だったのだが、吐く息が白いのを見てちょっと驚いた。
「こっ、これはかなり寒いかも??」
どっちにしても、香港でカジュアル洋品を買うつもりだったので、近所にあったボッシーニ
(ユニクロみたいなとこ?!)で、上にはおるニットやTシャツなどを買う。

この辺(ホンハム)は、高層マンションなどの住宅や、庶民的な商店街も多い。
元々は、繊維などを扱う卸売の街だったんだとか・・
尖沙咀や中環などの繁華街とはだいぶ赴きが違うが、香港人の日常生活が垣間見
られていい感じ〜〜。
船の形をしたジャスコもあった。
このジャスコは、前(返還前の1997年)に来た時は、忘れもしない“ヤオハン”だった
ところで、当時はあの船の形が斬新と結構話題になったりしてたんだけど、今はその影
もなくホンハムの住宅街、商店街の一部としてフツーに馴染んでいた。
時の流れを感じるなあ・・

ブラブラ歩いていたら、「料理の鉄人」の辛口コメンテーターでお馴染みの蔡瀾氏がプロ
デュースした、WHAMPOA GOURMETプレイスを発見。
この辺にあるのはガイドブックで知っていたけど、こんなにホテルのすぐ近くとは・・・!!

入口にはちょっと分りにくいけど蔡瀾氏の人形が。 各店舗の名前が出ています。

中に入ってみたら、半分ぐらいのお店は夕方のオープンに向けて準備中。
やっぱり食べたいのは、去年のお正月に台湾で食べた“鼎泰豊の小龍包”・・・・
夕方のオープン時間は6時との事で、まだあと30分らい時間があるが並んで待つこと
にした。
オープンの6時より10分前ぐらいにテーブルに案内され、オーダーを取りに来る。
モチロン、小龍包!!2人前とー、なんだったかなあ〜〜??(汗)失念。
デジカメが無いとこんな時本当困るんだなあ〜〜。。
多分スープ、麺類と、ビールとお茶だったような・・・・・
夫は蟹小龍包が食べたいと主張したが、HKドルがあまりなかったので普通のをオーダー
味は・・・台湾で食べた時のほうが美味しかったような気がする?!
(でも香港のも充分美味でしたが)

6時を過ぎたら、どんどんお客さんが入ってきた。
その中に明らかに日本人と分る、30人ぐらいのツアーの一団がいた。
彼らは、メニューは「決まり」のものらしく、香港人ガイドに促がされるまま食事をし、同行
カメラマンが一生懸命写真を撮っている。「こういうのってまだやってるんだあ?!」
きっとこの後、各自の写真がお皿になって、無理やり売りつけられるんだろうなあ・・
日本人って人が良いから、「まあ1000円前後なら」って感じで買っちゃうんだよね。

すごく高いという物ではないし、結構日本人のツボを得ているかも?
こういうツアーは、私達も最初の頃は常連だったけど、なんと言うか「あこぎ」なんだ
よね。香港人は日本人観光客を“一見さん”としか見ていないところがあり、言葉は悪
いけど「むしり取れるだけむしりとろう」という考えが根底にある。
理屈の通らない国ならまだしも、香港は公共交通機関も発達しているし、日本語の通
じる所もかなり多いので、食べに行くだけでツアーを利用するってのは辞めた方が
良いかも??!とりあえずタクシーでどこでも行けるしね。

ここは屋台の味を楽し
める、というのが売りの
カジュアルなお店。
ここはチョイ高級そう
な雰囲気。
「車仔麺」は有名店ら
しいです。
坦々麺の有名店。