2014年、年末〜2015年、年末年始
ドイツ&オーストリア鉄道旅行1〜5日目 6〜最終日はこちら
手配など
エアー
年末年始はいつものごとく、アジアの暖かい所、あわよくば初インド?と考えていたものの・・・
現実的にインドなど、こんな身体でいけるはずもなく〜
夫に希望を聞いたら、「ヨーロッパに行ってみたい」とのこと。
「お正月のヨーロッパかぁ。。」
チケットを探してみたら、ANAとエアチャイナの組み合わせで、関空発フランクフルト行き、往路北京経由、
復路上海経由というのが出てきた。
エアチャイナは2012年のお正月にドバイに行ったとき利用したけど、北京からのビジネスクラスは
フルフラットだったし、機材も最新のエアバスだったので結構好印象。
8月の時点で早々とエアーEチケ発券して、あとはのんびり手配することに。
国内線は、マイルを使うかLCCにするか迷ったけど、10月にピーチを往復手配。
一番の繁忙期なので結局安くなることはありませんでしたが、レガシーキャリアよりは大分安く手配できた。
次は滞在都市!!
ドイツはとにかく広くて見どころが点在している。
且つ、フランクフルトは便数は多いものの、ビジネス都市で見どころはあまりない。
9連休あるといっても、移動を考えると実際旅行に使えるのは6泊のみ。
ドレスデン、ベルリンなどの旧東側にも行ってみたかったけど、あまり遠くまで行くのも現実的ではないし
移動ばかりに時間がかかるのも本末転倒。
どこに行くか迷いに迷って〜〜
結局、フランクフルトを起点にまず1泊、その後ミュンヘン3泊とニュルンベルグ2泊。
それ以外は、その時のお天気の按配を見て、各都市から日帰り旅行にしましょうということに決定。
特にOPなどは事前予約せず、その時の状況で臨機応変に考えることに。
ホテル
関空前泊は、「ガーデンパレス関空温泉」。
ここは何度か利用してますが、天然の温泉があるので、旅行前に温泉に入っていけるのが意外とナイスでお気に入り。
後泊は、飛行機のディレイなども考えて、関空直結の「ホテル日航関西空港」。
楽天、じゃらんも見たけど、時期が時期だけにどこもだいたい同額。
Tポイントも少しあったので、どちらも一休COMより手配。
ドイツは、到着日フランクフルト1泊、「エクセルシオール」。
ミュンヘン3泊、「インターシティー」。
ニュルンベルグ2泊、「マリティムホテル」。
いずれも、口コミレビューを見てエクスペディアから手配。
鉄道がメインの旅行なので、すべて駅前ホテルにしました。
その他
「ジャーマンレイルパス」の1等ツイン(2人用)タイプ4日分をH・I・Sにて手配。
これがあったおかげで、いろいろなところに行くことができた上に、大きな都市の地下鉄も無料だったので
細かい移動費がほとんどかからず便利。
ドイツ鉄道(以下DB)大層快適でございました。
1日目
2014年の年末は色々と慌ただしかったので、ほとんど下調べすることもないままに日本を飛び立つことに。
千歳を18時半発のピーチは、30分ほどの遅れはあったもののある意味それも予定通り。
まずは前泊のホテル・ガーデンパレス関空温泉へ。
ここは、エアポートホテルといっても、住宅街の中にぽつんとあるようなホテルですが、天然の温泉がなかなかナイス。
(入湯料金一人150円別途かかります)
今日は前泊で寝るだけ〜なので、お風呂に入ったらさっさと休みます。
ガーデンパレス関空温泉の部屋。 WIFIはもちろん無料。 |
温泉もあるし、オールインワンタイプの バスルームはしょうがないですね。 |
アメニティはシンプルだけど一通り。 | ティーセット。 |
2日目
朝、早々と送迎バスにて関空へ。
チェックイン時にカウンターで荷物を預けるとき
「北京での乗り継ぎ時間が1時間半しかないけど、すぐ出せるように指示しておきますから」
と、、ANAのグラホス嬢。
なんでも、「エアチャイナは大丈夫だけど、ルフトハンザは貨物ごと積み忘れたりするので危ない」とか・・
しかし、ここで笑っていたら、これが後々あだになってしまったのだよなぁ。。。
そんなことはつゆ知らず、私たちはさっさとANAラウンジに向かい朝食をいただきました。
でも、言っちゃなんだけど、関空のANAラウンジしょぼいわ〜〜
さくらラウンジのほうがずっとまし。
ヌードルバーもないし、朝食は、サンドイッチや菓パンと、小さなおにぎりがあるのみ。
まあ、私はビールが飲めればなんでもいいけどね(^^ゞ
機内でも食事が出ますから、軽いもので十分なんだけど、文句ばかり言ってるワタス。
期待が大きすぎたのか?!
ボーディングチケットを無事受け取り〜 | ANAラウンジに向かいます。 | 初めて入る関空のANAラウンジ。 昔の成田のANAラウンジと似てる。 |
細長い形式で、解放感はあるけど・・・ |
食べるものいまいち。 シャワールームもなし。 |
ドリンクは充実してるんですけどね。 | ビールサーバーはキリンとアサヒでした。 | ちゃんとグラスも冷やしてある。 |
これは塩焼きそば? | スナック類。 | デニッシュ。 | 昆布と鮭のおにぎり。 |
海苔巻きとお稲荷さん | 美味しそうな地酒もあったけど 日本酒飲めない私は眺めるだけ(悲) |
ビールとともに朝食をいただきます。 | 赤ワインとスナックもいただいて 朝から酔っ払いバカに・・(汗) |
自撮りしてみた。 スカーフ縦結びだし・・・ |
KIXフリーWIFIが使えます。 | 時間になったので機内へ。 ANAのこのビジネスシートまだあったのね。 シートコントロールは手動式。 |
それでも一番前のバシネットシート だったので、足元は広々。 このスリッパ、ドイツのホテルで大活躍! |
ドリンクサービスはシャンパンを 頂きました。 |
ワントレイ式の昼食。 私は洋食を選択。 |
前菜は野菜とマグロのマリネ (だったかな・・?) |
メインは神戸牛のメンチカツ、 ちょっとくどかったかも。 |
パンとデザートのチョコケーキ。 見たままの味でした。 |
夫は和食を選択。 細かいおかずがいっぱいで、こっちが 良かったとちょっと後悔。 |
メインはブリの照り焼き。 | 赤ワインもいただきます。 |
食後のコーヒー。 日本のコーヒーは美味しい!! |
北京の上空に差し掛かかると、 団地群みたいなのが見えるけど スモッグでグレーに霞んでます。 |
空港に着陸しても、もや〜〜んと霞んでる。 | まさか沖止めか??と心配たけど、 ちゃんとボーディングゲートでした。 |
北京到着後は急いで再入国審査&セキュリティチェックへ。
普通トランジットのみの場合、セキュリティチェックだけで済むのだけど、中国はパスポートコントロールまで
するんです。
本当に面倒だけど、北京はまだましで、上海は1回入国して、またカウンターでボーディングパス発券して再出国と・・・
「バカじゃない?なんでここまでする必要あるの?!」と、聞きたくなる。
案の定、入国審査激混みの上、中国には並ぶという概念がないので、ここにやってきた旅行者も全く並ばせず、
もっさり審査カウンター前にひとかたまりで人が集まっている状態。
私たちが次に乗る便「ボーディング」って出てるんですが。。。(汗)
これを見かねた前方にいた日本人の4人家族の方が、私たちを手招きして前に入れてくださいました。
彼らは北京経由でバンコクに行くとの事。
「私達は、まだ時間はたっぷりあるのでどうぞ」
とのご親切に甘えて、割り込ませていただきました。
本当に助かったわ!!ありがとうございました。
昭和の喫茶みたいな、北京空港のスタアララウンジにも入ってみたかったけど、そんな時間は勿論無く!
慌てて、次のフライトへ。
ご好意のおかげで、ラストコールにどうにか間に合った形でしたわ。
ふぅ〜
セキュリティチェックを出たら、搭乗ゲートに急ぎます。 | フランクフルト行ラストコールだよ〜! 走らなくちゃ。 |
「急いで!」といいながら機材を 撮影してる私。ゴメンナサイ。 フランクフルトまではトリプルセブン。 |
|
私たちがほぼ最後の搭乗客のよう。 | フランクフルト行のビジネスクラス機内。 パーソナルのヘリンボーン式ではないけど 少し斜めになっていていい按配。 |
ビジネスクラスは3割程度でしょうか? 配列は2−2−2でゆったり。 |
最初は2列目をアサインされたものの、 ガラガラだったので途中から一番前の バシネットシートに変えてもらいました。 |
アメニティはロクシタン。 | 内容的には、ポーチとリップとローション だけですが・・(^^; |
この前の部分と、シートが繋がって フルフラットになる仕組み。 |
短い私の足はもちろん前に届かず。 |
シートコントロールも勿論電動式です。 | PTVのコントローラー。 かなり小さめ。 |
画面にタッチしてもOKだけど、 中文とイングリッシュのみ。 機内エンタメも日本語はほとんどなし。 |
安定飛行になったところで大きな山脈が 見えてきました。 内モンゴルあたりでしょうか? |
シャンパンはボーモン・デ・クレイエール (beaumont des Crayeres)というもの。 初めて聞く名前だわ。 |
中国らしいメニューですね。 | んで、ドリンクは勿論シャンパンを頂きます。 | 機内食(アミューズ) 私は洋食を選択。 |
前菜はサラダとローストビーフ。 | メイン。 鶏のグリルとポテト。 |
夫は中華を選択。 | 前菜の漬物。 というか?なんというか? |
エビと海藻のあえ物 | これはなんでしょう?? 野菜の付け合わせみたいなもの? |
中華のメインは。白身魚と野菜の オイスター炒め。 |
メインに合わせて赤ワインももらいます。 |
食後のフルーツ。 | デザート。 | チーズまで完食したYO。 おなか一杯! アジア系でチーズが出るところ意外と珍しい。 |
食後のグリーンティ。 さすがにお茶は美味。 |
機内エンタメ大したものなかったけど、まあ、それなりに楽しめる。 | ベッドをフルフラットのスリープモード にします。 |
私は本を読んだり、チョウ・ユンファの 昔〜〜の映画を観たり。 この映画もう何回見たかわからない(笑) |
|
うちのおじさんはぐっすりでした。 どこでも寝れて羨ましい限り! |
到着の少し前に軽食が出ました。 洋食を選択したら、カレーライスでびっくり! ご飯はタイ米でした。 |
夫はビーフヌードル。 | こっちのスモークサーモンのほうが 美味しそう(笑) |
フルーツ。 やっぱり乾いてるし・・・ |
因みに、こっそり見に行ったファーストは こんな感じ(乗客一人のみ)。 上が空いているタイプの個室でしたが、 色が何ともえぐいというか・・・(略 |
アムマイン空港に到着!立派な空港ですね。 作りは関空に似てるかも?! |
|
ターンテーブルで荷物を待ちますが待てど暮せどうちのリモワは出てこず。 ロスバケでした。何のためのプライオリティタグなんだ?!(怒) ルフトハンザの係りの人に調べてもらったら〜「まだ北京にある」そうな。。 明日朝、必ずホテルまで届けるとの約束で、フランクフルト市内まで移動。 |
「シャワーにも入れない!」と苦情を言ったら スタアラ仕様の「これ↑」をくれました。 |
中身は〜 バカでかいTシャツ、ボディクリーム、シャンプー、 歯磨きセット、ヘアブラシ、ロール式の 制汗剤など。 |
|
Sバーンでフランクフルト中央駅に移動。 レイルパス使ってもいいけど、これだけの ために1日分使うのもったいないので、 ここは自販機で購入。 4,35ユーロ。 |
二人掛けの車内。 中央駅までは20分程度で着きます。 |
でも、スーツケース無いと案外身軽で 良いかもと思ったり(笑) |
車内はガラガラでした。 |
飛行機は定刻通り到着したものの、フランクフルト空港でロストバゲージに遭ってしまい、時間も大分ロス。
それ以外にも、機内にコンタクトレンズを忘れてくるという失態を演じてしまい、戻ろうか迷ったけど、どうせもう買い替えしようと
思っていた矢先なので、今回はメガネちゃんで過ごすことに。
それでも、ホテルは駅の真正面という場所だったので、迷うことなくたどり着けた>GJ自分!
エクセルシオールホテルは、1泊寝るだけだけど、ミニバーがすべて無料というナイスなホテル。
内容はビール330ミリが2本、ガス入りミネラルウォーターが2本、コーラファンタ類が3本と・・
私はビールしか飲みませんが、寝るだけには十分ですね。
時間があれば、外に食事に出ようかと思ったものの、機内食でおなか一杯だったので、今日はお風呂に入って休みましょう。
(替えの下着ないけど・・・汗)
ボーっとメールチェックなどをしていたら、部屋をノックする人が・・・
「もしかして、もう荷物届いた??」と、慌ててドアを開けたら、ラテン(もしくはアラブ)系と思しき外国人男性。
何事かと思ったら、私たちの部屋の「TVの音がうるさい!!」だって?
「は??うちテレビ点けてませんが・・・」
「テレビ点けてないよ」と、英語でいうと「い〜や絶対点けてた」とがんばる。
自分のスマホで音楽を大音量にして、「このぐらいうるさかった」と、食い下がること(呆)
私達を見て、「英語分かるか?」とか聞くくせに、自分の英語も滅茶苦茶なブロークン。
しかも隣の部屋なのかと思ったら、隣は空きでその隣の宿泊客。
隣の隣でTVの音なんて聞こえるはずもなく〜〜(元々つけてないし)
少々おかしな人だったのかも?!
まったく昨日から、トランジットの飛行機には乗り遅れそうになるわ、ロスバケには遭うわ、コンタクト忘れるわ、
とどめはおかしな輩が部屋に来るわで・・
この旅行、呪われてるのだろうか??
エクセルシールホテルのお部屋。 古いけど使い勝手はまあまあかな?! |
ヨーロッパはこんな風に掛布団を 置くんですね。 |
WIFIはフリー。 テレビは14インチでかなり小さめ。 |
クローゼットとセーフティボックスは あるけど、スリッパは無し。 ANAの機内から貰ってきてたけど、 日本人はないと困るでしょうね。 |
テーブルセットがあって助かりました。 | 枕の上にはサービスのチョコ。 | お風呂は普通だけど、バスタブのない部屋もあるとの情報だったので、 あっただけマシかな?! |
|
シンク周りは簡素の一言でした。 アメニティは全身シャンプーと石鹸のみ。 携帯用持ってきておいてよかった。 |
ミニバーのビールを頂きます。 |
3日目
今日は、お昼にミュンヘン移動する時間まで、ゲーテハウスとレーマー広場を観光するつもりだったものの、
とにかく荷物がちゃんと届くか心配で、観光は諦める。
届いたときに部屋にいなければ、また厄介なことになりそうだったしね。。
朝食後部屋に戻って、のんびりしてたところで、「スーツケース届いたよ」との連絡がフロントから入り、ほっと一息。
そうそう、エクセルシオールホテルの朝食に麺があったのですが、スープがなぜか味噌汁。
一応和食のつもりみたいだけど(謎)
慌てて今日の分の薬飲んだり、下着替えたり・・・
やっぱりこういう事態も考えて、1日分ぐらいは、機内持ち込みで持っておかなくちゃだなぁ。。
特に私の場合!!
チェックアウトも済ませ、フランクフルト駅のDBオフィスにて、ジャーマンレイル1日目のバリデイド&ミュンヘンまでの
座席指定をしてもらいます。
座席指定は2人で9ユーロでしたが、別にしなくても、1等はほとんど空いていました。
まあ、閑散期だったのかもしれないけどね。
朝食レストランのテーブルセッティング。 意外にお洒落! |
ハム、チーズ、スモークサーモンなど | ヨーグルト&フルーツ | 果物は自分で剥けって・・? |
スクランブルエッグ | この焼きそばは意外に美味しかったです。 | パンが固くていまいちかなぁ?! | |
なんだかセンス滅茶苦茶(^^; | コーヒーは薄くて美味しくない。 | 無事、スーツケースが北京から 到着しました。 |
お天気はいいけど、かなり気温が下 がってます。 |
フランクフルト中央駅。 綺麗な建物ですね。 |
駅前、いいお天気だけどすごく気温が 下がっています。 |
中央駅前でパチリ。 雪が降ったのは昨日からで、それまでは、暖かかったそう。 |
|
ミュンヘン行のICEに乗り込みます。 鉄ちゃんの私はワクワク♪ |
一等の車内。配列は2−1。 有料ですが、コンシェルジェらしき人が 飲み物のオーダーを取りに来てくれます。 |
最前列と最後尾の車両はホットスポット というネーミングで、 フリーWIFIが繋がりやすいとの事。 |
|
一人用のシートはこんな感じ。 | フットレストは前についています。 | 今日の昼食〜! フランクフルト中央駅で購入してきた、大きなチーズバーガーと、みかんとビール。 |
|
夫はスマホでフレンズを観てました。 | コンパートメントもありますが、座席指定 だったので入ることはなく〜〜 |
トイレが綺麗だったのが高得点。 イタリアは・・・・(略 |
車いす利用者用のトイレもありました。 |
日本と違って、シートを回転できないのが ちょっと惜しい! |
コンパートメント席。 先客がいると入るの躊躇する(^^; |
外はほとんど雪景色 | これだと北海道と変わらないわ〜! |
ニュルンベルグ駅。 数日後にここに来る予定ですが、今日は通過 |
ミュンヘンに着きました。 | 雪多くなってるし・・・ 南ドイツなのに。 |
フランクフルトと同型の、 いわゆる頭端式 といわれる終着駅の形ですね。 |
ミュンヘンは、フランクフルトより寒くて雪も多い!!
ドイツアルプスなどの山が近いので、寒波が来るとこうなるらしい。
冬だし、南ドイツのほうが多少は暖かいと思って選んだのだけど、今回は完全に逆で、北に行けば行くほど暖かいという
皮肉な結果でした(><)
ミュンヘンでの3泊は「インターシティホテル」。
ほぼ駅構内といっても良いようなロケーションで、とにかく外が寒かったので、買い物や食事には最高に便利。
Sバーン(地下鉄)Uバーン(路面電車)もほぼ直結でした。
駅前ホテルといっても、大きな駅の場合ちょっと迷ったりすることもあるけど、ここで迷う人まずいないと思う。
まずはさっさとチェックインして、お目当ての「ホフブロイハウス」に行くことにします。
しかし、普通の平日だというのに、外に並んでいる人もいるぐらいの大盛況で、なかなか席につけず。
しかも、私の苦手な「勝手に空いている席にどんどん座って、大声でウェイターウェイトレスさんを呼びつけて注文する形」。
有名店なので団体客も多いらしく、どこからどこまでが団体さんで、どこが個人客なのかもよくわからない。
相席で座ろうと思えば空席はなくもないけど、注文のしきたりもよくわからないし、通路でボーっと固まってしまう。
自分たちの押しの弱さを思い知るも、結局ここに来て写真撮っただけで良いってことにしましょう。
近くにあったちょっとお洒落なビアハウスで、のどを潤します。
「ホフブロイハス見て、(他所で)ビール飲んだら同じこと!」と自分に言い聞かせる(←ちょっ違う?)
結局夕食はミュンヘン中央駅構内のフードコートでテイク。
インターシティホテルは、ミュンヘン駅直結。 迷う人いません!! |
ドアを開けてすぐのところ。 アーチの壁がヨーロッパっぽい。 |
スーツケース置き場と、クローゼットあり。 | え!ダブル?・・ と思ったら、ハリウッドツインでした。ほっ |
この窓際のパネルヒーター!! 久しぶりに見たわ。 |
ちょっとブレたけど、TVは韓国のLG社製 でした。 |
ミニバーにはスプマンテもあり。 | グラス一式。 ちょっと寂しくない?? |
バスルームは普通だったけど、 タオルヒーターがあり、肌着類を手洗いしたら すぐ乾くのがすごく助かりました。 |
またこの「全身シャンプー」です。 お肌カサカサになりますよマジで! |
お部屋の窓からの景色。 右のレンガの建物は郵便局だそうな。 パッと見全然わからない。 |
お向かいもホテルだった様。 サンタクロースのお人形が飾ってありました。 |
旧市街をウラウラ歩いてやっと ホフブロイハウスの裏手にたどり着きました。 |
まだ夕方ですが、 すでに並んでる人も・・ |
それでもこれただけで嬉しい〜!! 感涙♪ |
中に入ってみます。 地元民、観光客、入り混じってすごい熱気。 |
地元音楽隊のライブもやってました。 | 空席が全然ないうえに、 相席だろうが何だろうが勝手に座るという、 私達には一番苦手な方式。 |
ホフブロイハウスに来たよ! 記念にパチリ。 |
|
結局この「STEIER」というちょっとお洒落な ビアハウスでビールを頂くことに。 |
フランツィスカーナー(右)飲みたかった ので嬉しい〜♪ |
ドイツのビールは銘柄ごとにグラスが 決まっていて、すべてメモリがついてます。 結局ここも混んでいて、食べ物にありつけず |
このあたりはクリスマスマーケットを やっていた様子。 今は、ノベルティやお菓子のショップに。 |
夜の駅前のロータリー | 運転マナーは悪くないので、 レンタカー借りたらどうにか運転 できそうな気が・・ |
この辺はアラブ系のハラル料理店が多数。 | ホテルに戻ります。 |
ビアハウスで喰いっぱぐれたので 駅構内のフードコートでお持ち帰り。 イートインしようか迷ったけど、 寒いのでお部屋が正解でした。 |
ボケボケだけど、ビールは ベックの500ミリ。 |
スプライトとホットドッグも。 | これは、鶏の半身。 見えないけど、すんごいボリュームで 三口ぐらいかじって飽きた(笑) |
4日目
残念ながら昨日よりもひどい降雪&低温で、ブラブラ出歩くの戸惑う空模様。
それでも、交通至便なので乗り間違えさえしなければ、行きたいところにそう迷うこともなくいけそう。
まずはどこを観光するか、朝食を食べながらガイドブックを見て検討します。
ミュンヘンの市街地はとても小さなところなので、夏ならどこでも歩けそうな距離だったけど
この厳冬下ですから、「歩く」というのは最小限にしておかないと・・
迷った挙句、「カールス門」からノイハウザー通りを歩いて、「マリエン広場」「フラウエン教会」「新市庁舎」「レジデンツ」
「バイエルン州立歌劇場」。
もしか何か観たい演目があれば、バイエルン州立歌劇場で当日券購入で何か観て来ようということに決定。
お昼まで部屋でのんびりして、出かけます。
可愛いクリスマスツリーが飾ってある朝食レストラン。 | 品数は、まあまあかな?! 和食中華などは一切ありません。 勿論ごはんも。 |
ピクルスがすごく美味しかったよ。 | |
白いウィンナーがありました(真ん中のお皿) これだけ「茹で」で、あとはグリル。 |
北欧が近いせいか、スモークサーモン はどこも美味。 |
フルーツヨーグルトもいただきます。 | 食後はコーヒー 薄くて美味しくないのよね。 |
カールス門のあたりまで地下鉄に乗りますが、歩いてもすぐだったよう(笑)
この辺は歩行者天国になっていて、若い人が集まるショップやカフェなどがいっぱい。
ここから旧市街が始まります。
まずはてくてく歩いてマリエン広場と新市庁舎へ。
しかし、雪が降りやみません。
「吹雪き」まではいかないのだけど、しんしんと降り続いて風も冷たい。
できる限りの厚着して、カイロも前後に張ってきたのだけど、2〜30分も外にいると、指先からジーンと冷たくなってくる。
完全にドイツの真冬舐めてたわ。
この後、レジデンツ博物館を見学(7ユーロ)
ヨーロッパでこういうところに入ったら〜〜
どんなに駆け足で見ても、3時間は軽くかかるもの。
ここもまあ、広いわ、見る部屋たくさんあるわで、最初は「うわ〜すごい」「豪華〜」などと写真撮りまくりですが、
延々続くとだんだん飽きて無口になってくる(爆)
でも本当に豪華でしたわ。
城塞ではなく宮殿ですから豪奢の限りを尽くしたのでしょうね。
今日も寒い寒い!! | とにかく雪が止みません。 | 地下鉄が来たので乗り込みます。 | 中はこんな感じ。 |
カールス門にたどり着きました。 歩いても5〜6分だったよう(笑) |
立派な門ですね。 ここを抜けたら旧市街。 |
||
スマホで撮影するうちのおじさん。 | 焼き栗の屋台。 | 新市庁舎が見えてきた。 | |
ここで10分ほど仕掛け時計が動くのを 待ちます。 |
時間によって登場人物が変わるのだそ うですが・・・ |
正直そんなに面白いものでも なかった(汗) |
|
マリエン広場の噴水。 | この時期に噴水って凍らないのかしら? | てくてく歩いて〜 | レジデンツ到着。 ここはバイエルン王家の ヴィステルバッハ家の宮殿。 |
レジデンツ博物館を見学します。 (7ユーロ) |
細かい彫刻が見事です。 | ||
絵画と天井のフレスコ画がすごい。 | 実際に使っていた食器も展示してありました。 | ||
ドイツの陶磁器といえばマイセンだけど、このあたりも陶磁器作りが盛んだったのかな? 全体的に、マイセンとヘレンドを足して2で割ったような絵付け。 |
各国からの貢物もあったらしく、日本の古伊万里もありました。 | ||
中庭に出られる通路 | コートヤード形式。 | ||
宮殿なので立派な客間が延々続きます。 | ヴィステルバッハ家の人々121人の 肖像画が並ぶ、祖先画ギャラリー |
||
このベッドは実際に使っていたものだそう。 豪華だけど寝心地悪そう・・ |
レジデンツ博物館をじっくり見ていたら、大分暗くなってました。
ここで、お隣にあるバイエルン州立歌劇場のオフィス(裏手にあり)に出向き、演目を聞いてみたところ、
今日は聞いたことのないオペラだったけど、明日(30日)はバレエの「パキータ」だそうな!
「パキータ大好き!」
天井桟敷も天井桟敷の頂上の横側というような席がまだあるとの事。
なんと7ユーロです。
「全体は見えませんよ」と念を押されて、それでもOKで購入してくる。
7ユーロに全体像など望みませんわ。
雰囲気味わえれば十分よ!!
バレエのチケットを購入できたことで、ニコニコ顔でホテルへ戻ります。
夕食は、駅のフードコートで。
アジア料理(ひとくくり)で、すごく美味しいというわけじゃないけど、ガシガシのパンとイモじゃないものが食べれるのが幸せ。
ハム、ウィンナー、レバーペーストばかり売っている一角がありました。 ドイツ人はずっとこんなものばかり食べて暮らすのかしら?! |
ここはスーパーとカフェが一緒になった スタイリッシュ系のお店。 |
||
駅中の飲食店も解放的で良いのだけど、 この時期寒いのが難点。 |
ミーゴレン (だと思う・・・汗) |
ご飯の上にレタスとから揚げが 乗ったもの。 |
|
どちらもボリュームはすごいのだけど、 味付け単調でやや飽きる。 |
カリーブルスト(ウィンナーのカレーソースがけ) を購入して部屋で食べます。 |
5日目
今日のメインは、夜19時半からバイエルン州立歌劇場で行われるバレエ「パキータ」
まだ時差ボケが治りきらず、夕方になると眠くてボーっとしてくるのだけど、バレエ観に行って居眠りだけは避けたい。
且つ、今日は火曜日なので、博物館や美術館などは休みのところがほとんど。
明日、長距離移動もあることだし、今日はバレエまでゆっくりすることにしてお部屋でくつろぎます。
暖かいお部屋で、ネットしながらビール飲んだくれてグータラ。幸せ〜〜!!
「それじゃあ、別に旅行行かなくても家でいいじゃないか」って・・・?!
いいえ!(きっぱり)場所を移動することに楽しみがあるんです。
朝食を遅めに食べて、その後お掃除もあるので、小一時間ほど外を徘徊。
駅前にデパートがあったので、そこをぶらついてみます。
ドイツワインなども見たけど、これからも移動が多いのであまり重い荷物を増やせません。
お部屋でつまむピスタチオやらチョコレートなどを購入して、ホテルに戻って夕方までのんびり。
DBのサイトを見て、明日以降どう周るかなどの綿密な計画も立てておく。
DBダイヤも正確だし、オフシーズンでガラガラなことが多いので、当初よりもハードな予定組んでも
大きな問題なさそう。
窓口でも分かりやすい英語で親切に教えてくれるし、ちょっと冒険してみようかという気持ちも湧いてくる。
代わり映えしない朝食だけど、しっかり食べておきます。 | 今日も雪模様で寒いよ〜!! | こんな厳冬化に銅像のパフォーマンス してるヴァカが(死ぬぞ!) |
時間になったので、バイエルン州立歌劇場に急ぎます。
こんな時のために、ワンピースなども用意してきたのだけど、そんな恰好していたらとてもじゃないけど
寒くて外には出られません。
昨日と同じくもこもこ着込んで劇場へ。
劇場の中には、ドレスなどでお洒落した人もちらほら見かけました。
こういう人たちは、当然運転手付きの自家用車で来る常連客なわけで、まさか地下鉄や路面電車には乗ることはないのでしょう。
幕あいには、ボックスシートからバーに出てきてシャンパンとイチゴなどをつまみ、顔見知り同士楽しくおしゃべり。
何ともキラキラと絢爛豪華な世界。
「あらまぁ、7ユーロの天井桟敷の席もあれば、こういう世界もあるのね〜!!」
ちょっと心配だった私のカジュアルすぎる服ですが、7ユーロの桟敷席では全く普通。
かえってワンピースなど着てたら浮きまくるところでしたわ。
バレエはもちろん、こういう世界を見るのも観劇のお楽しみ。
自分があっち側の世界に行けるわけでもないけど、それなりの「気」はしっかりもらったわよ。
マリエン広場駅から地下鉄をあがったところ。 雪がみぞれ状になってきました。 |
立派な劇場だわ〜 | 宮殿のように気品高い劇場で、写真だのポスターだの一切貼ってありません。 ここの前を通っても、今日の出し物が何なのかまったく分からないようになってます。 |
|
大分ブレたけど、ボックスシートの人たち。 年間契約も多いそうです。 |
幕間に人がいなくなったところをパチリ。 オーケストラピットがあります。 本当に舞台3分1は見えてない(><) |
第3幕が始まるところ。 観客が席に戻ってきました。 |
ラストのカーテンコール。 観客が帰り始めたところで撮影。 全体像はよく見えますが、足元のステップ などはほとんどわからず。 |
記念写真を撮る観光客のふりして 場内の写真を撮っていたら、 「ノーフォト!」と制されてしまった、とほ・・ |
街なかのイルミネーションが綺麗なので のんびり歩いて帰ります。 |
劇場が華やかな割には、何ともシンプルな 7ユーロ桟敷席のパキータのチケット |